2013年

1月1日

リアホイール、リアスプロケットの清掃

フロントブレーキフルードの交換

ETC

リアブレーキフルードの交換

フルフェイス・ヘルメット

プラグ交換

道の駅大野

紅葉

パーコレーター

パーコレーターのコーヒーを楽しむ

バイクの醍醐味




新年の始まりである。昨年の31日に始めた整備の継続で、ブレーキレバーとクラッチレバーのグリスアップと、クラッチケーブルの給油を行う。
FZ1のクラッチケーブルはエンジン側にゴムキャップが付いていて、レバー側からグリスが一気に入っていかない。

このため、粘度の低いクレ55系の油を少しずつ注入し、注入の度にクラッチケーブルを出し入れして油の浸透をはかった。注油に時間が掛かるが、クラッチ操作がスムーズになった。クレ55系の油は粘度が低いため、頻繁な注油が必要だろう。

今年は4月に車検がある。出来るだけ自分で出来る整備はやっておこうと思う。


1月12日

チェーンとリア・ホイール回りの清掃・点検をする。リア・ホイールを外すには32mmのナット回しが必要だ。通常のメンテナンスにはこんな大きなナット回しは必要ないが今後のためを考えてチョット贅沢だが購入しておく。かなり固く締め付けられているので約50cmのトルクレンチを使って緩める。50cmのモーメントはかなり有り結構楽に緩められる。




リア・ホイール・アクスル・ナットを外したところ。次にリア・ブレーキ・キャリパーを外す。リア・ホイールを外すにはリア・ブレーキ・キャリパーを外しておく必要がある。キャリパーは消音器の上にウエスを引いて置いておくと邪魔にならない。






左右のアジャスト・ブロックを外すとアクスルは前後に自由度が出来るので少しホイールを前に動かしてチェーンをスプロケットから外すことが出来る。チェーンはスイング・アームに傷を付けないようにウエスを間に入れておく。




アクスルを抜くとホイールを外れる。この時タイヤを宙に浮かしているとアクスルが外れないのでアクスルを浮かせてアクスルにテンションをかけないようにしてアクスルを抜く。

ホイールの状態だ。スプロケットにチェーンオイルがこびりついている。クリーナーで綺麗にする必要がある。




一体になったホイール・ハブとスプロケットを外すとハブ・ダンパーが現れる。外観を見る限りすり減っていないのでそのままにしておく。




ハブの様子。特にヒビなどの問題ないのでパーツ・クリーナーを使って飛び散ったグリスやゴミを取り除いて清掃する。




ついでにホイールも飛び散ったオイルなどが付着しているのでパーツ・クリーナーで清掃しておく。見違えるように綺麗になったスプロケット。




本日の作業は終了。車庫はあまりにも寒い。厚着をしていても1時間が限度。



3月17日

さて、我がバイクも3年が経過し第一回目の車検が来る。4月18日が車検切れなので1ヶ月前より少し早い今日、車検に出すことにした。

1回目はディーラーへ出すこととし、サイド・パニアケースを取り付けるためにブレーランプと後部ウインカーを移設していること、モトイージーを設置していること、車高を下げていること、そのためにフロントのサスペンションを短くしていることを告げておいた。ランプの移設は構造変更の申請をして貰うことにした。

他にディーラーから、ブレーキ。フルードとオイルの交換をやった方がよい旨話があったが、自分でやることにした。ブレーキパッドは十分な厚みがあるので交換不要であった。

今後、ユーザー車検を受けようと思うので、厄介な変更申請をこの際やって貰おうと思う。

前日に外していたバッテリーの充電をして、バイクに取り付けてエンジンに火を入れる。燃料をほとんど空っぽにしていたので少々心配だったが一発でかかる。

フルの冬装備で20kmほどバイクをディーラーまで走らせる。久しぶりなので体が慣れるまでスピードを出さずに慎重に運転した。電熱ジャケットの威力は抜群。ちっとも寒くない。

帰りに代車として125CCのスクーターを借りたが、電熱が入らない点、クラッチやシフトレバーが無い点などずいぶん勝手が違った。途中で何人かのライダーに会った。東北ではバイクシーズンは早くて4月だが、待ちきれない人たちが居るようだ。



3月23日

バイクが車検から戻ってきた。ブレーキパッドはまだ摩耗していないしエンジンオイルは自分で交換している。

ディーラーの方で実施した点検は、バッテリーの充電、光軸調整、チェーンの清掃・注油及び1年点検メニュー(必須項目と追加項目全てを実施、分解点検は、プラグ、エアクリーナーフィルタ、ブレーキキャリパー関連)がなされていた。

パニアケース取付によってウインカー、ブレーキランプ位置を移設していたので構造変更が必要かと思ったが許容範囲内で必要なかった。担当者と話したら、全長(前輪から後輪までの寸法)、車幅が許容値内に入っていれば問題ないとのこと。ただし、車幅は2〜3cmと許容値が厳しいのでミラーやハンドル交換をするときは注意が必要とのこと。パニアケースを取り付けるとかなり出っ張るがこれは寸法に加算しないようだ。

チェーンのグリスアップの様子。飛びちりの少ないホワイトチェーンルブが使用されている。(ロールオーバー画面なのでカーソルを重ね合わせるとズームアップの写真になる)




後輪ブレーキキャリパーの様子。(内側から撮影)





モトーイージーの設置状況。着けたままで車検は通る。(ロールオーバー画面)




ブレーキオイルが劣化していると言われたので後で自分で交換する予定。ついでにチェーンルブを購入、ブレーキオイルの在庫がなかったので注文しておく。

バイクをディーラーから自宅へ持って帰るときに運転したが、アイドリング調整、前輪ブレーキが少々調整されているような気がする。以前とフィーリングが異なる。

外気温度が5℃、電熱ジャケットをONにして走行。かなり寒いが電熱ジャケットの威力は十分にある。電熱が入っていない下半身、手先などは20kmに満たない走行距離でもかなり冷たくなる。





3月30日

注文していたブレーキフルードが入荷したとの連絡。YSP八戸にバイクで取りに行く。ついでに階上まで80km走行。外気温は7℃。電熱ジャケットは快適だ。

午後からはブレーキフルードの交換。マニュアルによると1年に1回の交換を推奨している。今回は丸3年後初めての交換となる。YAMAHAの純正ブレーキフルードを使用。




リザーバータンク。ブレーキフルードは腐食成分が含まれているのでこぼれても良いようにウエスで養生しておく。




リザーバーキャップを外したところ。ダイヤフラムブッシュが見える。




リザーバーキャップ、ダイヤフラムブッシュ、ダイヤフラムを取り外したところ。ダイヤフラムはゴムなので劣化していないか確認する。




ブレーキフルードの状態。車検で点検したときにかなり劣化しているとのことだったが見た目はそれほどでもないようだ。




古いブレーキフルードを細いビニルパイプで、サイフォンの原理を使ってリザーバータンクから抜き取る。次にブレーキフルードを追加してからブレーキレバーをポンピングして圧力を掛ける。ポンピングはゆっくりやらないとフルードが吹き出して飛び散ることがあるから注意が必要だ。

ブレーキキャリパー側のセッティングは以下の写真のように、ブリードスクリューのボルトにメガネレンチを掛けてビニルパイプをスクリューに繋ぐ。




ポンピング、ブリーダースクリュー緩め、フルード排出、スクリュー締め、を繰り返して古いフルードを押し出す。排出されるフルードの色を見ながら新しいフルードと置換されたら終了。スクリューを締めてキャップを着ける。左右有るので同様にフルードを置換する。


最後にブレーキフルード交換前後のフルードの色変化を見てみる。(カーソルを写真の上に置くと交換後のフルードの色が見える)若干透明度が増しているかな。







4月7日

岩手県道の駅種市まで海岸経由で100kmツーリング。朝7:30頃出発、行きはさすがにバイクにすれ違わなかったが帰りは結構な数のバイクとすれ違う。4月になると寒いが我慢できない人たちがバイクに乗り始める。


ETCの選択

バイクの場合、インターネットを見ているとETC利用方法には幾つかの選択肢がある。正規には@バイク専用のETCをバイク屋で購入し取り付けを依頼する(取り付けは原則購入店で行うことになっている、4〜5万円)、その他の方法としてAバイク用のETCを手に入れて自分で取り付ける(2〜3万円)、B軽自動車の設定がなされている自動車用ETCを流用する(いわゆる「自主運用」、5〜6千円)。

バイク専用ETCは、防水機能があり振動に強いという特殊性があるものの高すぎる。購買量が少ないことに起因しているのだろうが、それにしても高すぎる。

 

二輪車でのETC自主運用について

軽自動車で登録したETCを二輪に乗せ変えて使用するいわゆる「自主運用」が存在する。これは、登録車両で使用していないという点で後ろめたいところがある。

しかしながら、「道路交通法」に規定している“料金をごまかして運用する「不正使用」”に該当しないため罰則は適用されない。

一方、高速道路管理会社の規約には、上記「登録車両で使用していない」という点で違反するがこの規約の罰則はない。

ただし、高速道路に設置されているETC装置等が原因で生じた不具合に対してクレームを申し立てることは出来ない。
(詳しくはhttp://gioca.sakura.ne.jp/catherine/favorite/hobby/xlh883-7.htm参照)

結論から言うと自己責任の範囲で使用することに問題はないということだ。

 

高速道路管理会社の対応

高速道路の管理会社の対応は各社まちまちであるが、会社によってはETCゲートにカメラを設置して、ナンバーとETC登録情報を比較・確認しようとしているところがある。

画像認識技術の進歩により、ナンバーなどの詳細確認が可能になる日は近いと思われる。一方で何万台と通過するゲートで全ての通過車両に対してこれらのチェックをすることは事実上難しい。出来るとするなら、普通車か軽自動車かなどの大ざっぱなチェックだろう。

この程度のチェックでは、自動車かバイクかの判別は容易だろう。

 

二輪車に積載するETC

以上の大ざっぱなチェックが将来行われることを想定すると、やはり「自主運用」は今後のリスクがありそうだ。ということでAの方法、二輪専用のETCを選択する。価格は「自主運用」に比べてずいぶん高くなるが、ETC運用の恩恵で取り返せると思われる。

バイク用ETCはオークションで中古品が販売されている。価格は2〜3万円くらい。早速手に入れる。

 

ETCの取り付け

ハンドル周りをスッキリかつシンプルにしたいので(ただでさえ狭いのにナビが付いているので)アンテナ分離型日本無線社製JRM-11を選択する。

 

電源の取り方

ETC本体はパッセンジャーシートの下に入れる。メインスイッチのONOFFETC主電源のONOFFを連動させたいのでリレーをかませる。リレーのONOFF電源は、ETCを積載する近くのブレーキライト(メインスイッチON時は常に点灯)の電源を使用する。

この収納部分には突起物が有るのでETCを入れるために突起物を切断して外した。防犯用クランプを固定するための突起物だ。

 

アンテナ、インジケータの取り付け位置

先に述べたようにハンドル周りをシンプルにしたいのでアンテナの位置を探した。バイザーの下かカウルの下が最も目立たない。アンテナ仕様によるとプラスチックは電波を通すので問題無さそうだ。ただし、カウルの下になるとバイザーとカウルの二重になる。ネットで見ていると何と車のダッシュボードの下に入れて動作している例があった。プラスチックだから問題ないのだろう。

カウルの裏側、ヘッドライトを固定しているネジに取り付けることにした。(カーソルを合わせると拡大する)




取付に使用した金具は下の写真。アンテナの取付角度に合わせて金具を曲げる。




カーソルを合わせると拡大する。

 

結線

カウルは外すことがあるのでアンテナとインジケータにコネクターをつけておく必要がある。アンテナケーブルはシールド線があるのでケーブル専用コネクタが必要だ。





アンテナ、インジケータ、電源の接続ケーブル。両端にコネクター追加。





ETC収納部。もともと車検証と工具が入っていたが、ETCが追加されたため車検証が入らなくなってしまった。





カウルからパッセンジャーシーとしたのETC本体までの配線は、ガソリンタンク下のメインハーネスに沿わせて行う。これが結構やっかい。

インジケータ部。(カーソルを合わせるとスイッチON状態になる、ETCカードを挿入しているのでLEDは緑が点灯)





アンテナ部。外部からは全く見えずETC装着車だとは分からない。




実際に料金所を通過していないので、きちんと働くかは未確認。次回ツーリング時に確認しよう。



4月13日

外気温10℃前後、電熱ジャケットはまだ手放せない。階上までETCの動作確認を兼ねて110kmのショートツーリング。結果はオーライ、ゲートはかなり直前で開くのでヒヤヒヤだった。乗るときも降りるときもパカッと開いたので一安心。

途中、八戸のYSPによって、ETCの車種変更を申し込んでおく。車検証のデーター、ETCのシリアルナンバーを記入した申込用紙を提出してセットアップ用カードが送られてきてから書き換えを行う。

蕪島ではウミネコが集まり繁殖の準備に取りかかっている。少しずつではあるが春の兆しが見えてくる。寒いが何となく心が弾むような気がするから不思議だ。




途中の岸壁には少し雪が残っている。ウミネコが溶けた雪が作った水たまりの水を飲んでいる。




海岸線を散策するとほとんどが枯れ草だが、小さな花が咲いているのを見つけてはっとする。




枯れ草の中から顔を出した2cm足らずの小さな花。




まだまだ春は来ていないが、もう間近に来ているという確信が感じられる。具体的にそれが何か分からないが風景を見ているとそう感じざるを得ない何かがある。






4月20日

ETCの再登録カードが届いたので再セットアップをしにYSP八戸に行く。再セットアップは簡単でセットアップ用のカードをETCに挿入し電源をONにするだけで終了。再セットアップがエラー無く終了すればインジケータが赤から緑に変わる。

往復50km。気温が低く風が強いので電熱ジャケットのお世話になる。

帰ってきてからリアブレーキフルードを交換する。リアブレーキフルードのリザーバータンクはシート下にある。(マウスを課写真に重ねると拡大する)





リザーバータンクを取り出したらキャップを外しフロントブレーキフルード交換の要領でフットブレーキを動かしながら徐々に古いブレーキフルードを押し出して行う。


ダイヤフラムとダイヤフラムブッシュ。







交換前のリザーバータンク内フルードの色。(マウスを合わせると交換後のフルードの色)






最後にリザーバータンク内のフルード量を調整してタンクを固定。





5月3日

ゴールデンウイークの後半が始まった。岩手県種市公園まで114kmショートツーリング。気温は10℃前後で電熱ジャケットが必要。全国的に寒波により気温が下がっている。北海道は雪らしい。これくらいの気温だと電熱ジャケットで問題なく走行できる。快適と言って良い。

途中、バイクもちらほら。サーファーが数人ウエットスーツを着てサーフィンをしていた。





階上町は津波の被害から地域を守るために岸壁を整備している。かなりの高さになり岸壁の上は写真のように手すりが付いている。岸壁には水門がありそこから外の浜辺に出ることが出来る。




岸壁がずっと続いていて津波から町を守っている。写真中央に見えるのは水門である。




我が相棒。






5月18日

晴天、快晴、気温20℃、1年で一番良い季節になってきました。早朝、114km、道の駅南郷まで、行きは高速、帰りは下道。ETCは実に快適です。さすがに電熱ジャケットは不要。グローブも夏用。朝早いのでアンダーは冬用ですが。午後からはもっと気温が上がりそう。

遠く八甲田山にはまだ雪が残っています。小川原湖畔から眺めると何か壮大な気分になってくるから不思議です。








5月19日

曇り、気温13℃、昨日とうって変わって寒くなってきた。電熱ジャケット無しでスタートしたが途中で電熱ジャケットと冬用グローブに替える。ただし、電源は入れず。十和田湖畔の森の喫茶店マリンブルーまで134kmショートツーリング。冬の間閉店だったがゴールデンウイーク前から開いている。

東北はこの季節非常に不思議な風景を目にする。冬と春が混在しているというか冬の風景と春の風景が平行して存在しながら季節が移り変わる。他の地方ではなかなかお目にかかれない季節感だ。

下の写真は桜と八甲田山の雪景色が同時に画面に納まる。







5月26日

道の駅十三湖高原まで、2日分の走行250kmをツーリング。外気温は10℃から20℃まで大きく変化するのでウエアとっかえひっかえ対応が大変。日中気温が上がってからは快適そのもの、東北地方で最も良い季節に差し掛かっていることが感じられる1日であった。

途中、パーキングに作り付けのテーブルとイスがあったので、休憩をかねてバーナーで湯を沸かしカップラーメンと紅茶を自然の中でいただく。

東北の田舎ならではの体験をした。一族郎党、3世代の家族が手作り弁当とカセットコンロを持って同じテーブルに同席させてくれとやってきた。豚汁を作りながらおじいちゃん、おばあちゃん、孫まで一緒に昼食をとると言うのだ。何とも微笑ましい。

横が空いていたので「どうぞ」といって一緒に昼食を食べることになったのだが、自分たちが持ってきた食料を盛んに薦められた。カップラーメンと紅茶でおなかいっぱいだったのでお断りしたが、暖かい人情に触れることが出来た。

下の写真は十三湖高原の回りの風景。燃えるような緑。










黒い点は放牧されている牛。







6月2日

午前中、曇り。気温は13℃。装備は冬用で早朝、道の駅種市まで海岸線を125kmショートツーリング。途中、ツーリングしている夫婦とすれ違う。ご主人はBMW1600GT、奥様はSR400。実は昨日も散歩中に三沢市内で遭遇。なかなか良い雰囲気。奥様は乗り始めたばかりのよう。





昼からは三沢市内で行われているアメリカン・デーにハーレーを見に行った。午前中でパレードは終了していたが若干通りにハーレーが残っていた。





昨年もあったが、爆弾処理班の装備展示があった。極限ロボットには思わずカメラが向いてしまった。





6月9日

出発が1時間遅れ8:00となった。十和田湖1周の140kmショートツーリング。気温が17℃から25℃まで大きく変化しウエアの調整が大変だった。行き会うバイクの数もずいぶん増えた。

久しぶりに奥入瀬を走ると、燃え出ずるような森の臭いと色彩は生命力の圧倒的な存在感を主張している。青森では、この時期特有の季節感である。緑だけではない。花の勢いも尋常ではない。







チェーンの油ぎれ。ホワイトルブを補給しておく。






6月16日

昨日は雨だったが、本日は昼から晴れ間が見え始めたので道の駅横浜町まで120kmのショートツーリング。スタートはやませかと思われたが途中から天気は快晴に。気温は18℃、1年で一番良い季節だ。

すれ違うバイクも増えてきた。道の駅ではたくさんのバイクが休憩していた。
ホワイトルブは飛び散りが少なく潤滑性能は良く分からないが、回りが汚れなくて良い。以前使用していたものは飛び散りが酷くスイングアームやチェーンカバー、リアホイールが汚れた。油が飛び散るだけならまだましだが、それに泥やゴミが付着してどうしようもなくなる。

ツーリングと関係ないが、庭のブルーベリーが花を付けたので写真を掲載。

まずは花。大きさは5〜6mm。ぶら下がって下向きに咲いている。






花が枯れて来る。次は実がなる。






ついでに可憐な花(大きさは2cmくらい)。回りは既に散っている。







6月23日

かねてから考えていたフルフェイス・ヘルメットを装備として追加した。理由は冬季対策だ。冬季にオープンタイプは少々辛い。ここ東北は初夏、初秋でもかなり気温が低い。どうかすると完全冬装備が必要なことがある。

電熱ジャケット導入のところでも触れたが、首周りを暖かくすると感覚的にはずいぶん暖かく感じる。首周りを暖かくするためには電熱ジャケットの襟が高いものを購入するのはもちろんのこと、ネックウオーマーを使うと体感温度が格段に上がってくる。しかし、オープンタイプのヘルメットでは、首から顔にあがってくる風はどうしても防ぐことが出来ない。

フルフェイスタイプのヘルメットがどうしても必要になってくる。首から顔への風に通過部分が少ないのが都合が良い。ネックウオーマーとあわせて十分に遮風できる。

選択したのはSHOEIのWR-1100だ。


(SHOEIのサイトから引用)

軽くて丈夫なZ-6という選択もあったが後頭部のエアスポイラーの形と前方から後頭部への流れるようなデザインが決め手となった。サンバイザーの必要性は十分認識しているので、サンバイザーが格納されているJ-CRUSEやGT-airなどもかなり魅力的だったが、どうしても帽体が大きい感じが避けられないことからWR-1100を選択した。どちらかというとデザイン重視。

サンバイザーの問題は、バイザーをダークグレイにすることで解決した。トンネル内走行などでダークグレイは厳しいと思っていたが、最近のトンネルは照明が十分なのでバイザーを開ける必要がない。夜の走行はしたことが無いので分からないがトンネル走行時を考えるとそんなに危険ではないように思う。もっとも夜走行の場合は付け替えた方が安全だろう。


インプレッション

いつも行っている種市方面にXR-1100をかぶって150kmほど試走した。バイザーはダークグレイに取り替えている。やはりジェット型に比べると多少窮屈。そのぶんホールド感はきっちりしていてかえって装着感は軽い感じがする。かけっこで足首にサポータを巻くと足が軽く感じるようなイメージ。実際の重量はこちらの方がかなり重い。

途中でジェット型に替えられるるようにパニアに積んでいく。

高速を走ったが空力特性は抜群で文句無し。バイザーの密着度も十分なので風きり音など一切無し。エアダクトを全て開けて走行したが通気性はそんなに(ジェット型に比べると)良くない印象。口の部分を開けると通気性はかなり良くなる。

ジェット型は自分の吐く息で多少曇るが、このタイプは曇りが全くない。

結論は、良い買い物をしたと言うことだろう。ちなみにショップでサイズLを試着したがぶかぶか。購入したのはサイズM、すこしきつめだが正解だった。







6月29日、30日

29日は早朝十和田湖を一周回って150km、30日ははしかみまで120km。29日の気温は14℃、冬装備で出かける。十和田湖に着いたら晴れ、丁度良い気温となった。





十和田湖の水は澄んでいてとても綺麗。





東屋から眺める新緑の十和田湖は、生命力があふれんばかりのパワーがある。





30日は前日とうって変わって、初夏を思わせる暖かさ。ゴアテックスのインナーを思わず脱ぐ。気温は20℃を超えている。

走行距離が1万kmをやっと超えた。そろそろオイル交換の時期だ。




7月13日

腰が痛くてバイクに乗れません。ここ2週間ほど腰痛が続いている。今日はオイルの交換とナビの位置を変更。

FZ1のハンドルバーホルダーは下の写真のようになっていて中央にハンドルパイプを抱くようにナビが取り付けられない。アッパーハンドルバーホルダーを加工することにした。(カーソルを下の合わせるとハンドルバーホルダーが外れた状態に写真になる)




ハンドルバーホルダーの材質はアルミの鋳物なので金ノコで簡単に切断できる。下の写真のように中央部を切断する。




下の写真のように取り付ける。ずいぶんスッキリするとともに位置が安定した。






7月14日

八戸の湾岸を流す。腰の調子がだいぶ回復したので115kmほど走る。各地の漁協は今頃が丁度夏祭りシーズンらしい。いろいろなイベントが行われていて人出がおおい。渋滞や通行止めが多い。

下の写真は八戸港の朝市の一こま。朝市だから食料品の販売が主な出店だがミニコンサートも開かれている。右端のギターを持った女性がストリートパフォーマー。バラード系が多かったけど声が良かった。かなりのベテラン。中央のしゃくは津を噴いているおじさんは全く関係ない人ですが女性のギターに合いの手を入れていた。漁師さんかな?




港の風景を幾つか。




北海道までのフェリー。





7月15日

10000kmを超えたのでプラグを交する。FZ1はエンジン部分がコンパクトに作ってあるのでプラグの交換は一苦労だ。まずカウルの一部を外しラジエーターをずらす必要がある。それでも狭隈部に手を突っ込んで作業する必要があるので目で確認しながら出来ない。手探りで手の感覚に頼りながら作業をする。これまたとても面倒。

下の写真は10000km走ったプラグと新品のプラグを比較したもの。旧品は一部すり減っている部分がある。スパークする部分だ。








プラグの汚れ方がシリンダーで異なる。





イグニッションコイルはそれぞれのプラグに着いているので掃除をしてモリブデングリスを塗っておく。新品のプラグもネジ部分にモリブデングリスを塗っておく。




今日の作業は半日仕事だった。







8月3日

久しぶりの良い天候。十和田湖の喫茶店マリンブルー経由、十和田湖一週156km。プラグを取り替えて初めてのツーリングだが、アイドリングが安定している。プラグを替える前はアイドリングが安定しなかった。

早朝といっても8時前くらいだが人が少なくて走行するにはスムーズだ。

十和田湖は展望台が数箇所有る。












8月11日

種市まで海岸線を南下。156kmのショートツーリング。30℃を超える外気温、いよいよ夏真っ盛り。と言っても実際に海水浴をしている人は数人しかいないのが東北の海水浴だ。ほとんどの人は泳ぐというより浜辺で水遊びをしている。海岸線では、キャンプや海水浴など東北ではほんの1〜2週間の間の短い夏である。各地で花火大会などの夏のイベントがあるのはこの頃だ。



ボブスターのパッド入りサングラスを新調した。フィット感がとても良く風の巻き込みが少なくすこぶる快適。

パーキングで駐車スペースを探しているとき、注意不足で立ちゴケをしてしまった。もうチョット足で踏ん張れば何とかなったかもしれないが、いたしかたない。見かねたおじさんが二人手伝ってくれた。おかげで腰は大丈夫。本当にちょっとした油断。おかげでパニアケースが・・・

パニアケースは今回犠牲になったが、おかげでバイク本体は無傷だ。90度にべったり倒れるのではなくケースのスペース分の空間があるため、バイクと地面の間に隙間が出来る。バイクも起こしやすく足も下敷きにならない。教習所のバイクのセーフティバーのような役割をしている。









8月25日

森の喫茶店マリン・ブルー経由で十和田湖1周、156km。ひところ30℃を超える猛暑が続いていたが、今週は気温が22℃前後と平年並み。早朝6:30から出発して午前中に帰ってくるとむしろ寒ささえ感じる。奥入瀬はさすがに紅葉はしていないが、落ち葉がちらほら。もう秋の気配が感じられる。衣料品を売っているブティック並だ。

クラッチの給油をしてから出発したので、操作はくんと軽くなっている。調整ネジを一回転間違えていたのでクラッチ・ミートのタイミングがずいぶん異なっていてフィーリングが違う。途中で修正。たった一回転でもフィーリングは激変する。

パニアケースの塗装は左右若干異なるが同時に見比べることがないので良しとしよう。ちなみに左が塗装し直したケース。少しくすんだような仕上がりだ。








8月31日

台風の接近と前線の通過で豪雨が予想される日、午前中、何とかもちそうなので早めに出発したが、ウエアの雨天走行性能を確認する結果となった。洗濯したときに防水スプレーをしたところは完璧だったが、していないところは雨が染み込んだ。ただ、アンダーにゴアテックスを着ているので体表面までは染み込まず、体からの水分も外へ排出するのですこぶる快適であった。外部からのしみこみを防止するだけのカッパとは違いゴアテックスは性能がよい。

土砂降りの中77km走って途中で引き返した。今日は家でおとなしくしていよう。





9月14日

天候が悪かったり仕事の都合があったりで、しばらくぶりのバイク。早朝から種市海浜公園まで120km。秋の気配が感じられるようになったので、ゴアテックスインナーを着ていったが途中で暑くなって脱いだ。おまけにジャケットのエアコントロールをフルオープン。とにかく暑くて外気温度を見てみたら何と30℃を超えていた。

おまけにフルフェースを被って行ったので汗びっしょり。オープンしとけば良かった。休憩を頻繁に入れてポカリで水分補給、仕事で熱中症を気にして遊びで熱中症になったら笑い話にもならない。

海岸線では昆布漁が盛んで至る所に昆布が干してある。海岸線にコンクリートがあるところではこんな風に直に並べて干してあるが、砂地では洗濯物を干すように物干し竿につるして干してある。






9月21日

9月の前半3連休は台風の接近で暴風雨に見舞われ外出すら差し控えるような天候。東北地方の稲作やリンゴの被害は甚大だ。後半の3連休は何とかなりそうな天気。

いつもの十和田湖畔のマリンブルー(オーナーのお名前が偶然分かった、二九美(フクミ)さんという)経由で酸ヶ湯まで200km。さすがに普段の倍の距離を走ると年寄りには疲れる。奥入瀬も紅葉はしていないものの落ち葉がかなり路面を覆っている。カーブでは気を使う季節になった。

手ぬぐい1枚持ってバイクで温泉巡りもなかなかオツなものだ。12時過ぎに酸ヶ湯に着いたが混浴タイム。大胆に若い女性もちらほら見かける。申し訳程度の衝立があるが半分しかない上にところどころ隙間がある。最初入ったとき混浴になっているとは知らず、男湯の片隅に皆さんが偏って入って込み合っているので不思議に思って空いているスペースに一人で入ってみると衝立が無くて女性側が丸見え。(ということは自分も丸見え)

私の歳になると恥ずかしいという概念が完全に喪失しているが世の中の男性は違うようだ。男湯の男性諸君が偏って入っている理由が分かってみるとみなさん結構恥ずかしがり屋で奥ゆかしい。

ゆったりと休憩した後、酸ヶ湯にある蕎麦を食べようと期待していたがそば屋が改装中で残念。売店のぼったくり(観光地では仕方ないが)おにぎりをほおばる。

あいにくの曇り空。登山客は最近の流行もありかなりの人出だ。最近の登山ファッションはカラフル。この時期、山は結構気温が低く(平地で20℃、山岳地帯で20℃を下回る)なるのでゴアテックスインナーが必要だ。




9月22日

手作り村のある道の駅大野まで150km。ここで面白いのはいろいろな手作り体験が出来る。ガラス工芸、陶芸、サキ織り、木工など。手工芸に興味のある人は是非立ち寄ってみると良い。私の目的はもちろん木工。親切に指導してくれる人がいて素人でも簡単な木工が体験できる。





巨大な集塵機が何台も並んでいる。





いろいろな材料になる木がシーズニング中。




昼食は大野名物「赤鶏らーめん」。今日は大盛りサービスで値段据え置き。結構なボリュームで650円はリーズナブル。





ここには一般の人は入れないが、「木工クラフト養成塾」があり、職人さんの卵が日々技術を磨いている。本日の目的はここ。機械や作品を見学させて貰った。ウッドターニングがメインで木の食器を作っている。作業中だったので写真は遠慮した。




宿泊施設もあり家族で楽しめるミニゴルフ場もある。今日は連休の中日とあって家族連れや老人会の人たちで賑わっていた。結構山の中なので早いものは紅葉を始めている。





10月6日

外気温14℃。今の季節にしては暖かい。冬用アンダーを着込んでいったが寒くなかった。道の駅横浜町130km。紅葉は思ったよりも早く始まっていて今月の中旬には見頃になりそうだ。平地でもこんな感じだ。









10月14日

無風で雲ひとつない秋晴れ、外気温11℃。冬装備で奥入瀬経由で十和田湖へ158kmショートツーリング。山の上では紅葉が始まりました。紅葉写真11連発。




奥入瀬渓流の紅葉はまだ始まったばかり。











ナナカマドが赤い実をつけている。





つたに覆われた建物、そこだけが紅葉していて不思議な光景。





早朝の十和田湖畔の遊歩道は誰もいなくて散策するのにもってこい。






マリンブルーでちょっと休憩。シーズン中でお客さんがいっぱい。







風が無いので湖面が鏡面のようだ。山々の紅葉も少しずつ進んでいるよう。





山の上はこんな感じ。






10月19日

早朝は寒いので10:00くらいからいつもの種市海浜公園まで110km。道の駅はしかみではしかみ蕎麦を食べる。山のほうは紅葉がかなりすすんでいるようだ。さすがに具ルー部は冬用。前面のウインドストppzとネックウオーマーで何とかしのぐ。今回は写真なし。




11月2日

10月の週末は、台風の来青やら低気圧の接近で天候が悪く、バイクを動かせなかった。紅葉のピークに八甲田山をツーリングしたかったのだが今年も機会を逃してしまった。

まったく別の話だが、ツーリング中にコーヒーの野立てが出来たらと以前から思っていた。ティーバックよろしく1杯分がパッケージになっているドリップ式の粉があるが、野外でドリップしているとコーヒーが冷める。特に温かいコーヒーが身にしみるのは冬だ。インターネットを飛び回っているとパーコレーターを使っている人が多い。早速、探してみると2〜3杯用の小型のものが売っていたのでポチッた。



家で試しに入れてみる。深煎りで粗引きの豆が無かったので、トリップに使う細挽きの豆を使ってみた。ところがこれがすこぶる不味い。「コーヒーを煮出す」という表現があるが正にこれだ。細引きのせいで粉の混じった苦いだけのコーヒーになってしまった。

インターネットを徘徊すると一般的に「不味い」という声が多い。一瞬、購入はまずったかなと思ったがあきらめるのも悔しいので暫くトライアンドエラーしてみることにする。

ファクターは以下。

豆(種類、煎り方、引き方)、抽出時間、火力。






11月16日

外気温は5℃、昼にかけて温度が上昇する。種市海浜公園まで113km。寒風の中、少々寒いがぴんと張った空気が気持ちいい。海岸の突端で食事とコーヒー。と思ったがガス切れでコーヒーは飲めなかった。海岸はかなり風が強かったがスノーピークの風除けは効果抜群だ。








つづく






11月4日

いつものコース、階上経由で種市海浜公園まで111kmショートツーリング。秋晴れ、雲ひとつない気持ちのよい日で出発時は外気温は12℃、だんだん昼に近くなってくると気温は上昇し20℃近くなった。スタートは電熱ジャケットで、途中で必要なくなった。




潮が満ちてくるところだが、ちょうど岩が囲いを作っていて大きな水たまりになっている。潮が引いているときには干潟になっているのだろう。少しずつ海水が入ってきてカモメが優雅に泳いだり休憩したりしている。こんな光景に会うのも早めに家を出て午前中にソロでツーリングしているせいだ。人も少なく「早起きは三文の徳」とはよく言ったもんだ。






11月9日

気温は5℃だが秋晴れの快晴、十和田湖畔の喫茶店マリンブルーが10日でシーズンオフということで今シーズン最後のコーヒーを飲みに行った。138km、今回は数十年のベテラン隼乗りの方と一緒。

それにしても寒い。電熱ジャケットは本当にありがたい。奥入瀬はピークは過ぎているものの紅葉はまだまだきれい。朝早くだったので行きは混雑は避けることはできたが帰りは結構な人出で混雑した。

ベテランのワインディングさばきはさすが、4年目の私など足元にも及ばない。とはいえマリンブルーでのバイク談義は楽しかった。

週初めは初雪が降るらしい。山方面のツーリングは今回が最後かな。





11月16日

シーズンオフが近づいてきました。いつも今頃思うのは、今年はいつまで乗れるだろうか、だ。昨年は12月に入っても乗っていた。

今日はパーコレーターをお供に野外で熱々のコーヒーを楽しんだ。寒風吹きすさぶアウトドアで飲むコーヒーは少々準備に手間隙がかかるものの、缶コーヒーでは味わえない満足感と充足感がある。



湯を沸かすときにパーコレーターから発する湯気、コーヒーを抽出するときのコポコポという音、少しずつ色を濃くしていくコーヒーの色、抽出が進むに連れてだんだん濃くなってくるコーヒーの香り、どれを取っても寒風の中でワイルド感ばっちりだ。

パーコレーターでいれたコーヒーは不味いというもっぱらの評判だが、寒さの中でカップを抱きかかえるようにして飲む熱々のコーヒーはそんなことは全く感じさせない。2から3杯用の小型のものを準備すれば荷物にもならない。バイク乗りだけではなくアウトドア派にはぜひお勧めのアイテムである。




11月24日

冬眠を前に少し早いがオイルとフィルターを交換した。前回から2000kmしか走っていないがシーズンオフ前に新品のオイルに交換しておくのが良いと思いバイクに乗らずに作業をした。ついでにチェーンとクラッチワイヤーにオイルを補給しておく。

今週末は両日とも快晴だったが根性がなかった。乗らずに整備に明け暮れた。





12月8日

外気温度最高が5℃。さすがに寒い。電熱ジャケットの設定温度を上げる。階上まで80kmのショート。昨日まで降っていた雪はすっかり消えている。12月まで何とか乗り続けようと思って今日走らせたが、さすがに限界に近い。

おまけに頻繁に自然が呼ぶ。3から4回ほど止まる必要がある。




バイクの醍醐味

(人間と旅)
人間は自然を食いつぶして生きている関係で、古くから次々と生活の場を変えていく放牧民的な放浪癖があるのではないか。それは生きていくために必要なことであり、むしろ本能と言っても良いかもしれない。現代人はその多くを退化させてしまったが、時折、本能が頭をもたげる。

それが直接の理由かどうか分からないが旅が好きな人や旅にある種の憧れを抱く人が多い。その結果、自分の足で移動するだけでは飽き足らず移動手段をいろいろと工夫することになる。移動手段の開発・改良は文化を進歩させる大きなドライビング・フォースとなっていると言っても間違いでないような気がする。

(旅を実現する移動手段)
自分の意思で自由に移動できる手段として自動車とバイクは手軽で一般市民が気軽に個人所有できる道具だ。そういった意味で、決して社会的に合理的な手段とは言いがたいこれらの移動手段の開発・改良は止まることを知らない。経済の好・不況いかかわらず必ず毎年開催されるモーター・ショーが盛況を博しているのもうなずける。

(自動車とバイクの進歩の方向)
自動車は快適性を求めていろいろな装備が装着されるようになった。昭和の時代、富士重工が造ったてんとう虫と今の乗用車を比べると雲泥の差である。

一方、バイクはどうだろう。確かにトラクション・コントロールやHONDADTMなど新しい技術が搭載され、いわゆる快適性の追及は皆無ではない。しかしバイク全体を見渡してみると自動車ほど快適性の追求がなされていないようだ。むしろ現在の市場で旧態然としているものさえある。

(バイク市場の特徴)
バイク・ユーザーは「自然を感じる」ことを重視しレトロなバイクを好む人種が多いのも特徴である。YAMAHASR400などは、インジェクション採用にはなったが、そのスタイル、キック始動など昔の面影を主張している。その人気は相変わらずである。

(「自然を感じる」バイクの醍醐味)
先に述べたようにバイクの魅力は自然を感じることが出来るということに尽きると思っている。一口に自然を感じるといっても、バイクに乗っていて快適に、かつ気持ち良い感覚になるのは1年のうち数ヶ月、場合によっては1ヶ月もない。

私の住んでいる東北地方は多くの自然が残っておりバイク乗りにとって至福の場所だ。ただし、快適な自然を感じることが出来るのは年間で数週間といったところだ。

「自然を感じる」という感覚はバイク乗りの特権だが自然をことさら「強く」感じるのは快適ではない自然を相手にするときだ。

特に、路面が凍り始める一歩手前の無人の道をただ一人ひたすらに寒風を切り裂きながら突き抜けて行く冬や初春の季節が素晴らしい。決して快適ではないこの季節になぜそれほどまで魅力を感じるのか。

水分の抜けきった落葉の山、0℃をわずかに超えることで路肩に積もった雪が溶け出して作った水溜り、ブラインド・カーブの先はスリップしてコントロールを失うかもしれないという恐怖感の中で時間とともに感覚が無くなってくる指先。フルの冬装備とはいえわずかな隙間から入り込んでくる冷気は容赦なく体を冷やす。

そこには人間の能力の極限に近づいた緊張感と、命をバイクに預けた一体感が織り成す感覚がある。日常生活から完全に切り離された時間だ。1時間も運転すると老体はへとへとになるが、これぞバイクの醍醐味だと思うのだ。






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