道具

木工をするのに必要な道具をまとめてみました。
とりあえず私の主観で道具を以下のようにA、B、Cのカテゴリに分けてみます。

 A:最低限必要と思われる道具です。DIY店で容易に手に入る2×材を手ノコで切断し、クギや木ネジを使って木工が出来るレベルを想定しています。まず、木工を始めてみようと思っている方もこれらの道具があれば本棚等が作れると思います。安全用具・装備は是非揃えてください。特に電動工具を使うようになると必ず必要です。

 B:ほぞ組など細かい工作をするの必要な道具です。2×材を市販の接合材(木ネジ・クギ、シンプソン金具等)を使って組み立てたりといった作業からワンランク・アップした木工をするときに必要となる道具です。

 C:AおよびBを揃えて木工を始め、自分の趣味として本格的にやろうと決心してから購入しても遅くはない道具です。比較的高価な道具が多いのですが、精度良い木工をしようとすると、素人の腕をカバーしてくれる強い味方です。

種類 道具名称 カテゴリ 留意事項
手工具 ノミ B ホゾ加工をする際に必要になります。また、角のみ盤などの電動工具を使うようになっても微調整の際に必要です。
カンナ C 材の厚みを調整したり、上手になってくると仕上げに用います。近いこなすには、台の調整や刃研ぎ等素人には難しい調整作業が必要です。台がアルミで出来ており刃も替え刃式のものがありますが、良く調整されたカンナにはかないません。
金づち A クギを打ち込む際には金属製の金づちが必要です。ホゾ組をするようになるとゴム製のものも必要になってきます。
ノコ A 何といっても替え刃式のノコです。切れ味が悪くなると目立てといって刃研ぎをするのですが、素人には出来ません。
ソー・ガイド A 素人には必須です。手ノコを使ってまっすぐに直角に材料を切断するのは意外に難しいものです。ソー・ガイドが有れば素人にも簡単に精度良い切断が出来ます。角度を付けた切断も可能です。
ドライバ A 木工の場合、取っ手の大きなものが力が入りやすく使い勝手が良いでしょう。
電動工具 インパクト・ドライバ B 充電式のものが重宝します。コードがあると野外で使用するときなど別にコードリールを用意する必要があります。穴あけにも使用します。
電動ドリルドライバ B 同上
電動カンナ C 通常の木工ではほとんど使うことがないと言っていいでしょう。荒材から木取った材料の表面を加工するのに用います。手カンナのように切削面が綺麗ではありません。あくまでもラフに表面を削るためのものだと解釈した方がよいと思います。
マルノコ盤 B 2×材から離れて大きな板を切ったり荒材から木取りをしたりする場合は必須となります。とても危険な道具なので取り扱いに注意が必要です。
電動丸鋸 C 2×材から離れて板を切ったり荒材から木取りをしたりする場合は必須となります。テストカットによる十分な調整が必要です。私はワークセンター2000を使っています。とても危険な道具なので取り扱いに注意が必要です。(調整の方法については別ページ参照)
ジグソー B ジグを使えば綺麗な直線、円などの切断が可能です。危険度もさほど無く素人には必須の電動工具打と思います。
トリマ C 板材の木口、一定幅の溝、蝶番の彫り込みなど大変広い用途があります。高速回転でビットが回ります。ビットが折れた経験は有りませんが、折れるとかなり怖い電動工具です。
ルーター C トリマを大きくしてパワーアップしたような電動工具です。使いこなすと木工の世界が限りなく拡がります。日曜大工の盛んなアメリカなどは使用方法の本が非常にたくさんあります。木工を本格的にやる決心が出来たら是非、1台は欲しい電動工具です。ルーターテーブルと合わせて使うと安全性が増します。
ビスケット・ジョインター C 板を剥いでテーブルの天板などを作成するときに重宝します。また、材の結合にもホゾ組と同様しっかり接続できるので、是非、1台は欲しい電動工具です。
ボール盤 C 未だに持っていませんが、最近必要性を感じています。垂直にたくさんの穴を開けるときにはどうしても必要になります。
サンダー B 昔、木造ヨットの船底を塗り替えるのがイヤでイヤでしょうがなかったトラウマで、私の場合は必須な電動工具です。広い面積を効率よくサンディングするものや隅っこの細かい部分をサンディングするものなど各種揃っています。
カンナ盤 C 電動カンナは、トリトンのアタッチメントに取り付けて、もっぱらカンナ盤として使用しています。木取りした材料を正確な直方体にするときに必要な電動工具です。
糸のこ盤 B 微妙な曲線や切り抜き加工が出来ます。バンドソーでは出来ないところを補完してくれます。
自動カンナ盤 C 荒木取りをした材を正確な厚みに加工するのに必要な電動工具です。かなり値の張る工具ですが、色々な木の種類を使い始めると必ず必要性を感じる電動工具です。
バンドソー 暑い木材から板を切り出すときの引き割、曲線の加工に必要な電動工具です。
卓上ボール盤 正確な垂直あるいは一定角の穴を開けるのに必要です。ドリルドライバ用のガイドが市販されていますが正確さの点で軍配はボール盤にあります。
角のみ盤 ホゾ穴を掘るのにとても便利。手のみを使えば出来ますが効率が違います。使い方を工夫すればホゾなども出来ます。応用範囲が広いので本格的に木工をやろうと思う人は是非そろえたい工具の一つです。
その他工具 作業台 B or C
ウマ B
ローラー台 C
電動ドリルガイド B
クランプ類 B
安全用具 フェイス・ガード A
革手袋
防護めがね
安全靴
防止
防塵マスク





1.手工具

ノミ  
ほぞ穴のバリを取ったり、平面のチョットしたでこぼこを調整するために幅の大きめのノミ(幅25mm)とほぞ穴を調整するときに使用する幅の小さめのノミ(幅8mm)を使用している。

幅の大きめのノミはチョットした調整に小刀・切り出しの代わりに使えるので重宝している。

カンナ  
素人には難しい道具だと良く言われる。確かに、プロの大工さんが長い材を、削り節のように限りなく薄く、かつ、繋がった状態で一気にカンナ掛けをやっている様子は、一度でいいから真似してみたいと思う。

これを実現しようとすると、日頃の整備と調整が必要である。素人にとって特に難しいのは、刃の研ぎ方である。

素人でも刃研ぎが簡単に出来るという触れ込みでジグが販売されている。砥石と刃の角度を一定にする(これが素人には難しい)ためのジグである。



当初「これがあれば素人でも簡単だ」と思ったが実はそうではなかった。砥石と刃の角度を決めるときに困難さがある。元からある刃の角度に合わせてジグを調整するにはコツがいる。最初は調整が旨くいかず刃の角度が丸くなってしまった。

最初に行う角度調整をしっかりやるのがコツのようだ。私は両手で取り扱う大きめのカンナ、木端の面取りをしたりダボ埋めの後を綺麗にしたりする用途に片手で取り扱える小さめのカンナ、凹局面(イスの背など局面の調整をするときに重宝する)を調整するときに使用する○○カンナの3台を所有している。

カンナではないが木端テープを貼ったときに角を整えるカンナのようなもの(商品名はカッターである)もある。

金づち  
いわゆる金属製の頭のある金づちとゴムハンマーを所有している。釘などを打つときは金属製のものが必要であるが、ほぞ組をするときやビスケットを用いたジョイントなどは材を傷つけずにたたけるゴム製のハンマーが必須である。



ノコ  
ほぞを加工するための胴付き、胴の付いていないものをそれぞれ1本ずつ所有している。ノコは目立てをして使い続けることが出来るが、素人にとっては目立ては難しいので、替え刃式のノコを使っている。



ソー・ガイド   
これは素人にとって大変便利で役に立つ道具である。

素人にとって、ノコを使って真っ直ぐに材を切断すること、直角に切断することは意外に難しい。

真っ直ぐに切るときは墨線に沿って慎重に切ることで何とか可能であるが、直角に切断するのはノコを切るときの姿勢や構えをきちんとして、ノコを前後に動かす手の動きを真っ直ぐに一定に動かすことが重要だが、なかなか素人には出来ない。

これを解決してくれるのが、この道具である。ソー・ガイドを使うと、ほぼ正確に切断が出来る。



ただし、ガイドするノコ刃の厚みが、このソー・ガイドの幅と合っていないと、使い物にならない。ソー・ガイドとノコはセットで売っているので、一緒に購入されることを勧める。

長い直線を切るとき、例えば板をある幅で長く切るときはチョットしたノウハウがある。ソー・ガイドの中心を切断箇所とするとズレが少なくなる。

長い直線を切断していると、どうしてもソー・ガイドの中心から外れた箇所で切断しがちである。こうなると正確な直線で切断が出来なくなる。

ドライバー  
ラチェット式の先端を取り替えられるタイプが便利である。たくさんの木ねじを締める際などはラチェット式でないと日が暮れる。手にマメも出来て大変である。

安物は先端がすぐに潰れるので、ある程度値の張るものが良い。握りは、大きいものが楽である。



2.電動工具

インパクト・ドライバ  
充電式でコードがないものが便利である。正転、逆転切り替えが出来るもの、速度調整が出来るものが良い。

電動ドリル  
大量の穴を開ける場合、固い材に穴を開けるときはコード付きの電動ドリルが必要になる。バッテリー式のコードレスではすぐにへばってしまう。

電気カンナ  
電動工具の中で不要なものと判断する人が多い。

私はトリトンのアタッチメントを使ってカンナ盤として使用している。自動カンナ盤を所有していないので、平面を出すのに必需品である。

80mm幅のものを持っているが、もっと幅の広いものを購入すれば良かったと思っている。


電動丸ノコ  
手ノコだけで木工をやっていたときより格段に作業効率がアップする。ただし、最も危険な電動工具の一つだと思う。

取り扱いには十分注意が必要である。特に何かの弾みで取り落としたときなどは大変である。当然スイッチを切ったらブレーキで止まるものがよい。

マルノコ盤    
マルノコ盤はトリトンのワークセンター2000を使用している。マルノコ盤は無いと木工が出来ないわけでないが、精度良い切断作業を効率的に行うためには必要な電動工具だ。

本格的に木工を志すひとは是非一台欲しいところだ。(調整の仕方参照


ジグソー
  
私は、バンドソーを持っていないので重宝している。また、曲線を切るのに利用できる。

トリトンのワークセンター2000のアタッチメントを利用して、糸ノコとしても使用している。このアタッチメントを使用するとノコの先端が固定されるため正確な切断が出来る。

ただし、バンドソーのように、幅の広い材を薄く切断することは出来ないので、やはりバンドソーは欲しいと思っている。(でもとても値段が高い)

トリマー  

板材の木端を加工するのに使用している。また、ヒンジを埋め込んだり材の表面をスクレープするのにも使用している。ドブテイルに挑戦したいが、まだ実現していない。

ルーター  
ほぞ穴加工、木端のスムージング、イスのアームなどの曲線(特にテンプレートを用いた曲線)切り出しに使用している。

トリトンのルーターテーブルに自作の台を付けて使用している。

ビスケット・ジョインター  
板を剥いだり材のジョイントに使用している。機能の割には高価な電動工具である。

丸ノコ盤  
トリトン・ワークセンター2000を使用している。

ボール盤  
角のみ盤の角のみを外すとボール盤になる。写真は安いものなので精度は期待できない。結局、卓上ボール盤を購入することになります。






サンダー  
比較的大きな平面をサンディングする大きめのサンダーと細部をサンディングする小さめのサンダーを使用している。

小さめのサンダーは先がとがっていてアイロンのような形をしているため細かな部分のサンディングが可能である。

カンナ盤  C
トリトンワークセンター2000に専用のアタッチメントを付けて使用している。

糸ノコ盤  
5mm以下の板材を加工するのに使用している。テンプレートを作成するときに良く利用する。

自動カンナ盤  
リョービのAP-10Nを導入した。手カンナ、カンナ盤と組み合わせて正確な材を切り出すのに役立つ。



騒音を気にしたが、トリマの高い切削音に比べて低い音なので、あまり気にならない。
ダストが多いと聞いていたが(確かに多い)、トリマのように飛び散らないので、下の写真のように削った後にちり取りで簡単に集めることが出来る。



パインの無垢材を試しに削ってみたが、綺麗な木肌が現れてきた。(ちなみに木端は削っていない。自動カンナ盤で削った平面と比べると様子がよく分かる)



ただ、元となる平面をきっちり出しておかないと、基準面と平行な平面が出来るので、基準面が湾曲していると綺麗な平面が削り出せない。

自動かんな盤の台の改造

直置きでは作業がやりにくいので自動かんな盤に台を付けた。当初、長尺ものでも使えるように台を長くしていたが、あまり意味が無いこと、収納する際にスペースを食うことなどから台を縮小することにした。


自動かんな盤の台は、外部から自動かんな盤にかかる力が無いのでキャスターは出し入れする必要が無く固定でよい。水平を出すために2本の足にウッドアンカーを打ち込み高さ調整が出来るようにしている。







ウッドアンカーを打ち込んだ様子。これにボルトを差し込んで出し入れによって高さ微調整をする。







自動かんな盤をセッティングした全体の写真。手前側から材料を送り込む。高さは腰に負担がかからない位置にしている。台のフレームはネジだけでは固定が不安なのでシンプソン金具で補強している。









バンドソー C

厚い板材から適当な板を挽き割るときに無くてはならない電動工具である。マルノコ盤では切断できる板幅が数センチ程度なので10センチを超える板材を切り出すためにはバンドソーを使うしかない。また、糸鋸では切断できない厚さの材の曲線も簡単に切ることが出来る。


バンドソー台の改造

バンドソーは大変有用な電動工具である。インターネットを徘徊するとうんちくは尽きない奥の深い機械である。以前、台を作ったが寄付きの面で不便を感じていたので改造する。

ポイントは、小型化と台の安定性確保である。


台の安定性の確保のためには、最近、好んで使用しているウッドアンカー+ボルトを使う。他の台で使ってみて4本の足全部付ける必要は無く最低2本、場合によっては3本で十分なのが分かった。今回は2本に採用する。






移動用のキャスターは2本の足に付ける。バンドソーは比較的軽い電動工具なのでこれで十分だ。







仕上がりは以前にくれべてずいぶんコンパクト。材を安定に送るため、送る方向に長く台の断面は長方形になっている。バンドソーへの寄り付きも改善された。バンドソーにオリジナルで付いている作業台は若干狭い感じがしているので今後改造する宿題として残しておく。













卓上ボール盤 C

垂直はもちろんのこと決まった角度の穴を正確に開けるために必要だ。ドリルドライバ用のガイドが販売されているが大ざっぱな角度は出せるが正確な角度は出ない。同じ感覚に正確に穴を開ける場合も重宝する。

材の送りを工夫するとNCルーターのような使い方も出来る。今後、チャレンジしてみようと思っている。






角のみ盤 C

ホゾ穴を掘る機械です。ホゾ組みを多用する家具製作などを製作する際、圧倒的な効率向上が見込めます。もちろん手のみでやる方法もありますので木工入門者には必須アイテムではありません。。



3.その他

作業台  BC
2×4の骨組みと2×6の材を接ぎ合わせた天板を使用した自作である。

ウマ  
ウマ用のジョイントで2×4材を繋いだものを使用している。サブロクの板を加工するのに利用している。



大きな板材の切断はトリトンワークセンター2000とスライドテーブルを用いて切断可能だが、電動のことウマの組み合わせで板材を加工する方が材を取り回す必要が無いので楽に切断が出来る。

もちろん作業台としても使用できる。

収納にスペースを取ることから足の部分を折りたためるように改造した。

折りたためる馬

木工における馬の役割は大変大きい。しかしながら、猫の額の我が工房では使わないときは結構邪魔な存在である。そこで折りたためる馬を作ることにする。要は片足をちょうつがいで折りたためるようにする。

今回の加工はバンドそーを用いる。選択した刃は直線切り用である。









足にちょうつがいを付けたところ。左側に足のサポートがある。








足のサポートの様子。








足のサポートは片側だけだと弱いので両方から足をサポートで挟むようにする。







馬として使用するときの状態。






収納するときの状態。片側の足をたたみます。広げた時の足の固定は12mmのボルトで行う。








ローラー台  
大きな板材を切断するときワークセンター2000のテーブルだけでは小さすぎて安定に切断できないときに、テーブルの延長上に設置して材を安定させるのに用いる。



電動ドリル・ガイド  
ドリルで穴を開けるときに垂直に穴を開けるのは意外に難しいものである。これを解消するための道具である。ドリルの刃を頻繁に替えるときは調整が面倒である。

クランプ類  
ポニークランブ、ハタガネなど、種類も数も一番多い工具である。



独断と偏見であるが、参考のために、最初に木工を始めようという人に必要だと思われる工具、中級、上級向けの工具に以下の凡例のような印を付けてみた。




安全のためのツール

後先になってしまったが、木工のための道具をそろえる前に、安全のために必ず必要なものをリスト・アップした。

これらのツールは面倒でも必ず着用して作業をしよう。怪我をしてからでは、後で後悔しても始まらない。





左から、
フェイス・ガード
 テーブルソーやルーター、トリマを使うときに顔を守るために必要
革手袋2種(薄くて手にぴったりしたもの、厚くて丈夫なもの)
 薄くてぴったりしたものはテーブルソーなどを使うときに必要。大きめのものだと余った部 分を巻き込む可能性があり危険
 厚いものは材を取り回すときや大型の電動工具をセッティングするときなど大まかな仕事の 時に使う
保護メガネ
 フェイス・ガードが必要ないときでも目の保護のために必ず着用しよう



安全靴
 作業中にものを落とすことがある。足の保護のため必ず着用、特にノミなど刃物を落とすこ とがあるので絶対に必要



帽子
防塵マスク
 これはテーブルソー、トリマ、ルーター、サンダーなどを使うときに必要。2〜3日使ってから交換用のフィルタを見ると、かなりの量の木くずが付着している。付けていないとこの木くずが肺の中に入るかと思うとゾッとする。





久しぶりのルーター

シャッターを上下するために付いている取っ手が壊れた。プラスチック製で割れてしまったのが原因。そこで木で作ることにした。

ルーターを使うのでルーター台を整備して作業を始める。台の水平を調整する方法は他の台と同じ。







久々のルーターだがルーターテーブルを使うとすこぶる安定していて安心感がある。ルーター単独で作業するよりはるかに安定している。








今回はコロ付きひょうたん型を使用しているので切削面は以下のようになる。














ルータービット

以下のものを揃えている。何れも1/2インチ。

下の写真の中央、端部切削用ビットの右端にあるコロ付きストレートビットは、テンプレートを使った倣い加工に便利だが、切削時に大きな音がする上に材に節や逆目がある場合、材にかかる力が大きくなり、手やサポート用フェザーを吹き飛ばすことがあり、かなりの恐怖感がある。




今回、新たに追加したビット群である。右端のコロ付きスパイラルビットは、テンプレートを使った作業に安心感を与えてくれると期待している。





ダイヤルゲージ

テーブルソー精度向上に向けていろいろと試行錯誤している。作業台をリジッドにしたので、今度はアラインメントをどのように調整するか検討していたところ、ダイヤルゲージを利用することに至った。
(参考サイト:http://page.freett.com/knotty/in-line.html)

このサイトを見ているとダイヤルゲージは工房にある大概の電動工具の調整が可能になる便利な測定器である。最近はデジタルだが、振れを見るためにはアナログの方が直感的に分かりやすい。

早速ヤフオクを徘徊していると結構沢山出品されている。木工で使うものは精度が0.01mmもあれば十分。新品を購入すると5000円〜10000円の価格帯。ヤフオクの価格帯は1/5〜1/10。メーカーはミツトヨが良さそうなのでストローク10mm、精度0.01mmのものを落札。1/5の価格で入手できた。

実際に使用するにはダイヤルゲージを固定するベースを作る必要がある。実際に使う場所はテーブルソーのテーブル上など金属部分が多いのでマグネットが着脱できるようなものが良さそうだ。









ダイヤルゲージのベース、いわゆる台は磁石で固定する。下の写真は磁石をボンドで貼り付けているところ。








この磁石は壁フックから外したもので強力だ。一旦張り付くと固定は完璧。しかし、取り外すときは厄介。なのでボルトの頭を出すようにして台を浮かせ磁石を外しやすくする。








ダイヤルゲージはボルトで挟み込むようにして固定する。下の写真のように切り込みが入っていてボルトを締めるとダイヤルゲージを固定する穴が狭まる。








磁石を外すためのボルトはアンカーナットを用いてノブを回すことで出し入れする。ダイヤルゲージは切り欠きを入れてボルトで締め付けて固定する。








下の写真は丸ノコのブレを測定しているところ。ダイヤルゲージを固定して手で刃を回してやると針が振れるので刃がブレているのが分かる。1/100mmの精度でブレの度合いが分かるのは素晴らしい。

なお、ダイヤルゲージは磁石で強力にひっついているのでなかなか外れない。ノブを回しボルトの頭を出してベースを押し上げ磁石を外す。



とりあえず完成。





実際に使ってみるとダイヤルゲージの首が振れれば良いなとか、ゲージの固定がいまいちだとか、いろいろと不都合が出てきた。少々改造してみる。

ゲージの首を振っているところ。





ゲージを傾けたところ。









さっそく、フェンスとノコ刃の平衡を確認する。まず下の写真のようにフェンスを固定しダイヤルゲージの台をフェンスに合わせる。次に、ダイヤルゲージ外側のリングをゼロ点に合わせる。








フェンスに沿ってダイヤルゲージの台を移動する。このときの読み値がノコ刃のずれを表している。








ゼロ点調整したところからおおむね1/10mmのずれを生じている。







久しぶりのルーター

シャッターを上下するために付いている取っ手が壊れた。プラスチック製で割れてしまったのが原因。そこで木で作ることにした。

ルーターを使うのでルーター台を整備して作業を始める。台の水平を調整する方法は他の台と同じ。







久々のルーターだがルーターテーブルを使うとすこぶる安定していて安心感がある。ルーター単独で作業するよりはるかに安定している。








今回はコロ付きひょうたん型を使用しているので切削面は以下のようになる。





レンチ類の整理

バイクを整備するための工具を一か所に集めてみた。レンチ類が主な工具だが、これから増えそうな気配だ。以前は工具箱に入れていたがこのように壁に平面的に貼り付けると取り出しやすいうえに選択も容易だ。









エアツールや安全保護具を整理した。




糸鋸

譲り受けた糸鋸。RYOBI製の本格的なもの。





スピードコントロールができる。加工する木材の材質により刃を傷めないスピードが設定できる。





スペック。






バンドソー

譲り受けたバンドソー。





内部を開けてみる。問題になる箇所はない。












手押しカンナ

これもいただいた手押しカンナ。電源が入らないのでメンテナンスが必要。







底板を外してみると中は意外にシンプル。







電源ケーブルから点検していくと、コードもスイッチも他の配線も断線しているところは無し。結局モーターを分解することに。工房は寒いのでモーターのチェックは部屋でやることにする。






モーターを分解してブラシを見てみる。特に問題なし。配線をすべて外してチェックしてやり直す。配線はカシメで行っているが、半田でやり直し。ブラシ接点部分を清掃し接点復活剤を塗布。

とりあえず動くようになった。直角のフェンスがかなり歪んでいるので修正する。



頼んでいたパーツがそろったので、手押しカンナを組み立てる。そろえたパーツの主なものはガイドと安全カバーだ。ガイド(フェンス)は曲がっていたので修正しようとしたが簡単には曲がらなかったので新しい部品を注文した。

安全カバーは無くても削れるが安全のためには必須である。

リョービは組み立て図、パーツを指定すると近くのDIY店で取り寄せてくれる。良心的な会社だ。




組み立て調整後






自動かんな盤の台に取り付けられるようにしよう。





卓上ボール盤

これもいただきもの。動作品。





スペックは以下の写真。





ボール盤とバンドソーは、わが工房にすでにあるので他の工房へもらわれていきました。





テーブルソーの改善

テーブルソーから掃除機のオンオフをコントロールできるように側面にスイッチをつけた。






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