額の製作(3)

レーザーでエッチングした描画を手に入れた。植物の葉をモチーフにしたデザインだが、細かな葉脈など凝っていてなかなか素晴らしい。せっかくのエッチングを生かそうと思い、ガラス板で挟んで透けて見えるようにすると良さそうなので、額を作ってみる。

下の写真は、エッチングした描画である。写真では、はっきり写っていないが、葉脈や細かな模様が描かれている。レーザーを使わないと出来ない技だ。いわゆる緻密な切り絵である。



材料は2バイ材を用いる。例によって、マルノコ盤で切断後、自動カンナ盤にかけて額の枠を切り出していく。いつも思うのだが自動カンナ盤から出る切り屑は尋常ではない。集塵装置を考えなければと思いつつ、切り屑にまみれて作業している。



たった数本の枠材を切り出すだけで、切り屑の量はこんなにたくさん。



切り出した材に、ガラスをはめ込むための溝をマルノコ盤を使って掘る。その後、45度に切りそろえるジグを利用して枠を切り出す。今回の額材の接続はカンザシを用いることにした。



額の溝の堀方だが、上の図に示すように、まず、センターにノコ刃を入れて、次に、所定の溝の大きさになるようにフェンスを左右にずらして、ノコ刃を入れる。下の写真は出来上がった枠だ。





ガラスを仮に入れて小さな所を最終調整する。今回は、大きめの額と小さめの額をそれぞれ2枚ずつ、計4枚分の部材を切り出した。




仮組をしてみる。ガラスでサンドイッチしているので、当然、下が透けて見える。壁の色でずいぶん感じが変わってくるので、ディスプレイするのが難しそう。




下に紙を置いてみた。感じがずいぶん変わる。壁の色に左右されないようにするためには、紙を背景に持ってくるのが正解かな。





切り絵の台紙は何が良かろうかと思案していたが、結局無難な和紙を使うことにした。絵の大きさに合わせて和紙を切る。




切り絵をガラスでサンドイッチするので、ガラスで挟んだ後ズレると困る。ということで、まず、切り絵と和紙を瞬間接着剤で固定する。ドライバは重しのために置いている。





差し金で直角を計りながらカンザシをはめて額の枠を固定する。




ガラスで挟んだところ。和紙とガラスがズレないようにガラスと和紙を瞬間接着剤で固定する。




額の枠は、対角の角をまず固定して次に残った対角の角を固定すると綺麗に正確に出来上がる。





カンザシをノコ(目立てが片側にしかないノコ)で切り取ります。

次に、家の外壁塗装の時に、窓の養生に用いるマスカーを使って、枠のヤスリかけと塗装を行います。





1回目の塗装。乾燥させてから1000番のヤスリで表面を整えてから2回目のとそうにはいる。






2回目の塗装。ヤスリがけは塗装の都度繰り返す。




5階塗装して終了。





とりあえず完成である。






つづく(gaku(3)6)

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