自動車のフロントガラスの補修

30年以上車に乗っているが、フロントガラスに前を走っている車や対向車線を走っている車が撥ね飛ばす小石でフロントガラスに傷が付いたのは2度しかない。このたび前を走っている車からの小石がフロントガラスに傷をつけた。フロンとガラス全体を取り替えるのは不経済と思っていたところ部分的に補修するリペアキットが販売されていることが分かった。今回はこれを利用して補修する。





レジンで埋める。以前、キュリオケース作成時にガラス面のヒビを補修したが基本的には同じ補修方法だ。ただし、今回のリペアキットにはインジェクターが付属しており傷面の奥深くにレジンを注入できるようになっている。海外製なので取扱説明書は英語だ。

この製品を使用するに当たってのコツ・留意点は以下。

・手順1のガラスの粉は十分に除いておく必要がある。欠落している部分が拡大し穴が大きくなっても気にせず白っぽくなっているガラス破片を徹底的に取り除く。(私はこれを中途半端にした結果、仕上がりに若干の曇りが生じた)

・ペデスタルは減圧・加圧するため空気が漏れないようにしっかりシールに密着させる。

・インジェクターによる加圧はもう少し多めにやったほうが良さそうだ。

・レジンは温度により硬化速度が異なる。温度に注意して完全に硬化してからシートをはがす。(ちなみに0℃の車庫での硬化は丸2日を要した)






フロントガラスの状況は以下。1層目のガラスを破砕して直径1cm弱の傷を作っている。粉々になっている部分とヒビが放射状に伸びている部分に分かれる。





手順に従って、破損部分に残っている細かいガラスの粉や汚れを落とす。もちろんガラス表面に油汚れや油膜防止剤など塗布している場合は取り除いておく。





付属している○○固定用シールを貼る。





カバーシールを外し○○を取り付ける。このとき重要なのはガラス面、○○を完全に密着させることだ。後ほどインジェクターで加圧したり減圧したりする際に漏れにつながる。しっかり押さえつけて固定する。





インジェクターを固定する。空気が漏れないようにしっかり差し込む。





いったん減圧(10分)してから加圧する。(20分)所定の時間が経過した後、インジェクター、○○、シールを外す。このときレジンは傷に染み込んだだけで乾いていないので液ダレに注意する。



外した状態。傷の細部に染み込みが足らず若干透明でない部分があるが支障ないのでここら辺で妥協する。





液ダレに注意して付属するセルロイドの薄いシートを張る。ことのき補修面の凹凸が隠れるようにシートと補修面の間に必要に応じてレジンを追加する。シートはスマホやiphoneに保護シートを貼る要領で空気が入らないように端から徐々に空気を追い出すように張っていく。シートを張り終わったらこのまま完全に硬化するまで放置。




つづく

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