標準イスの制作

初期のころ作ったイスのホゾがいい加減でぐらぐらしてきた。作り直すことにする。当時に比べると新しい工具も導入したし、腕も多少上がっているので(?)まともなものができるだろう。

順不同、アクシデントあり。

標準イスの制作を再び始めた。材料の切り出しの後、肘の曲線を切り抜いた。曲線用の刃を用いたが刃が途中で折れてしまった。












肘の切り抜きを行った。









バンドソー刃の補修

標準イスを制作中、ブレードを折ってしまった。インターネットを徘徊していると、銀ロウ付けで補修している例が掲載されていた。(http://shimanagasi.fc2web.com/bandsaw/index.html)

さっそくDIY店に材料を仕入れに行く。そろえたものは以下の写真。






全体のセッティンング。







接合部の拡大。







フラックスを乗せる。






銀ロウを乗せる。






ここで大失敗。クランプのインシュレータが溶けてしまった。(写真左:インシュレータが溶けたもの、左:正常なもの)






インシュレータが溶けてしまったため1回目は失敗。2回目のセッティング。






2回目の溶接後の様子。







うまく溶接できたと思っていたがやすりで表面を研磨している途中で接合面が分離。再び失敗。結構難しい。ということで3回目のチャレンジ。3回目は十分に熱を入れて母材も溶かすようにした。熱を入れすぎると刃がひずむ。ここら辺の勘所がポイントだ。下の写真はやすりで削った後。




横から見てもそんなに膨らみはない。とりあえず切断に問題なさそうだとして終了。







バンドソーの調整

最近、バンドソーを使うことが多いが異音がすることに気付いた。機構部を開けて点検したがはっきりした原因は分からない。バンドソーに関する情報はもっきんさんのホームページに詳しい。バンドソーのバイブルと言っていいほど充実している。(http://www.mokkin.jp/tool/bandsaw/bandsaw.html#REXON_BS-10K)

パーツを点検しているとソーガイドのベアリングに傷があり刃が当たった時にうまく回転していないことが分かった。




下の写真の赤線に沿って直線に溝ができている。刃がこの溝にハマってベアリングが回転しないのである。








12月も半ば過ぎると工房の温度は10℃以下。寒さとの戦いになる。安全のために火気は厳禁。いたしかたなし。





久しぶりにテーブルソーに通電するとうんともすんとも動かない!さっそく電源スイッチを疑う。分解後、テスターで断線、スイッチの不調をチェック、異常なし。

のこが逝ってしまったのか、テーブルソーを分解してチェック。異常なし。結局、のこのスイッチが緩んでいたことが原因だった。

通電ができたので、気を取り直して木材の切断開始。






スライドテーブルは本当に便利。特に、スライドテーブル上にくぎを打てるのが便利。材を固定して同じものが何回も切断できる。下の写真のように斜めの切断などとても便利。





切断が終了したところ。





テンプレートを使った斜めの切断。これもくぎを使うと何回も同じ切断ができる。





2本分の材料を切断した後、2枚を合わせてサンダーで細部を調整する。







年末の31日に標準イスの制作をしています。週末が忙しく、なかなか木工ができないでいる。その反動か、年末の忙しい時に家族のひんしゅくを買いながら木工三昧。

ホゾ穴を開けているところ。角のみ盤は本当に素晴らしい道具。手のみでほぞ穴を開けることを考えると気が遠くなる。





クランプで締めているところ。後ははみ出した木工ボンドをぬれぞうきんでとる作業が残っている。2015年の木工納め。








2016年正月は、もう一脚分を制作。正月から大工三昧。


ホゾとホゾ穴に木工ボンドを塗り込んで接着の準備中。





クランプで締めあげて固定。緩いホゾがあったので薄い木片をホゾ穴に入れて強度を確保。







2脚目が出来上がりつつある。





肘の部分の制作。トリマーで丸みを付けている。2枚対象のものが必要なので、貼り合わせたままで作業をしている。







トリマーは削りくずが尋常ではない。周りが木屑だらけ。







前足のホゾ、ホゾ穴が完成。ホゾ組の微調整をして組み上げる。







クランプで組み上げているところ。1脚目。






2脚目の足をクランプで固定しているところ。







標準イスの制作で一番手間のかかる斜めのホゾ組の部分。前足と後ろ足をジグで固定し現物合わせで斜めのホゾ組の寸法取りをする。






前足と後ろ足をジグで仮固定し斜めの貫の寸法を測る。斜めの傾斜具合を正確に把握する。斜めの墨線は材を少しずつずらしていくと一直線になる。

スライドテーブルに斜めの当て材をくぎで固定し斜めの墨線がちょうどノコ刃と一直線になるように調整する。





反対側の墨線も平行になるのでスライドテーブル上の斜めの固定ジグは動かす必要はない。





出来上がったノコ刃の跡。いずれも一直線になっている。平行でないように見えるが錯覚である。






今日の工房は、2℃ありません。かなり寒い。







バンドソーで斜めのホゾを切り出す。あれやこれやたくさんの定規。







ホゾとホゾ穴を作り仮組をして調整をしているところ。






貫の部分はちょうど重なるので、ホソの形が複雑になる。ホゾの形状に合わせてホゾ穴も掘る。







クランプを使って木工ボンドで固定する。







クランプのかけ方。





角のみ盤の便利さが身にしみる。






2脚目のホゾ位置調整中。






座板を切り出して、全体にやすりをかけて、肘を取り付ける工程が残っている。斜めのホゾが入ると、どうしても全体が歪んで左右対称にならない。ジグで工夫する必要がある。

ホゾの調整は、角のみ盤があっても、バンドソーがあっても、手で調整する必要があり、なかなか一定の均一性をキープすることが難しい。アマチュアの限界か。





ホゾ継が歪んでしまった。素人の所以である。さっそくパテで修正。十分な長さのホゾがさし込まれているので強度的には問題ない。






パテで修正。








座板は、出来上がったイスの寸法に合わせて切り出す。下の写真は寸法を測っているところ。








座板が完成しイスに装着したところ。







肘を付けて、ダボでネジの頭を隠すためにダボをさし込んでいるところ。





接続部分にネジを使い、ネジ頭を隠すためにダボを打つ。





肘と後ろ足の接続部分は、3次元的に斜めにずれているのでどうしても若干の隙間があいてしまう。








だぼを切り落としてとりあえず塗装前の段階に。





残るは、やすり掛けと塗装である。車庫だと気温が低すぎて接着剤やパテの硬化が遅くなるので接着後は室内で保管。

下の写真はヤスリがけの後、塗装が終了したところ。木目が出て木の感触が良く分かるようにオイルフィニッシュ。布で磨き上げているところ。

イスの下にある白っぽい木は座板の一部で、まだ塗装していないもの。オイルフィニッシュは木の地肌を出して自然な感じがするが、さすがに塗装していない木と比べるとずいぶん色が違う。









座板を塗装して終了。足の底にクッションパッドを入れて本当の終了となる。とりあえず一脚完成。






オイルフィニッシュで2脚目完成。ついでにドライヤー掛けにも着色。





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