壁収納棚(頼まれもの)と台所収納棚の制作

頼まれものと自宅の台所収納棚の2台制作。いずれも24mmのシナ合板を用いるので、同時に制作することにする。



壁収納棚


全体のイメージ。スキャナーで取り込んだが画像がいまいち。板取の計算をあれこれ。




扉周りの設計。スライド丁番を使うが結構計算が面倒。スライド丁番の寸法を測って適当に扉の大きさを決める。



一部、蓋付きを希望されているので、その部分にはスライド丁番を使用する。スライド丁番には3つのタイプがあるが今回は、半かぶせタイプ。






「半かぶせ」タイプなので、かぶせ部分の長さが少なめである。蓋が収納部分に比べ少し小さめにセットされる。






蓋側に掘る穴の径は35mmである。




三六の板(180×90cm)の板を加工するときの体制。板が広いので安定に板が切断できるようにサポートを前後左右に設けることが必要。大きな板を取りまわすのは結構大変。






板を切断していると幅が足りない部材がいくつか出てきていしまう。そこで、幅が足りない部材をはぐことにした。板ハギはもちろんビスケットジョイント。







木工ボンドで接続しクランプで圧着。




上下反対だが下の部分が完成。全長166cmもある収納家具は精度がかなり狂う。これに扉をスライド丁番で4枚つける。真ん中の板に裏表扉のヒンジが付く。4個付けることになるので少し位置をずらす必要がある。





上記の収納棚に蓋を取り付ける。今回はスライド丁番を用いて蓋を付けるので穴を掘る必要がある。スライド丁番用のビットを使う。





スライド丁番用ビットで穴を掘る。端から5mmの位置である。






スライド丁番を仮止めしてみる。当たり前だがぴったり。




今回の制作で最も厄介なスライド丁番の取り付け。丸一日を費やす。

下の部分を背後から撮影。やっと扉の部分が完成。スライド丁番は取り付けた後の調整は楽だが、取り付けるのに少々ノウハウが必要だ。今回、これを経験できたことはスキルアップにつながる。

今回の扉は中央を境に両側に開くようにしているのでスライド丁番が重なる。ネジ穴が少しズレるように位置を変えている。左右の扉を同時に開けると違いが分かるが、そんなことはめったにないだろうとの想定である。







スライド丁番を取り付けるときには、ある程度扉の位置調整ができるものの、実際は数ミリしかできないので大まかに合わせておく必要がある。に穴を掘って実際現場合わせになる。







扉の開閉がスムーズにいかないので、結局、1枚の扉の幅を両側1mずつ短くした。これで開閉がスムーズにいくようになった。

棚の下部の扉の調整が終了し部材を分解した状態。





棚の下の部分(蓋付き)の部分が完成した。組み立てると以下の写真。4枚の扉を2枚ずつ観音開きにし両側を対称にしたので中央部分のスライド丁番の配置調整、扉の開閉調整が難しくなった。これも今回大いに勉強になったところだ。この上にさらに棚が追加され天井まで伸びる。







いよいよ上段が完成間近。巨大な棚が出来上がった。高さは233cm、幅は166cm。我が家のリビングで組み立てたがかなりのスペースが必要。









棚が空いているように見えるが、棚板の高さを調節できるようにしている。下の写真を参照。





これはオリジナルで天井に棚を固定するためのナット。




追加の棚板を2〜3枚作って終了の予定。

棚板をいくつかのパターンで入れてみました。












台所収納棚

台所の電気製品の買い替えと整理、電源ケーブルの整理を兼ねて台所収納棚を製作する。最近の台所収納は優れている。特に引き出しが優れていて大きな引き出しの中に食器や調理器具が並べられており、引き出しを引き出すと収納されているものが上から見渡すことが出来る。収納しているものが一望に眺められるようになっている。

大体のイメージは以下のカタログから。全体像。台の高さは身長160cmの人だと85cm、150cmの人だと80cmが標準だ。




全体像の@の部分。ごみ箱が入っている。





全体像のAの部分。スライド扉が開く。下は開き戸になっているが、スライド収納にするか。






イメージ図。



つづく



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