木工に適するメガネ




普段、仕事をしているときは遠近両用のコンタクトレンズを使用している。が、木工をする場合、安全を考慮して出来るだけメガネを掛けるようにしている。(コンタクトレンズ使用の場合、ゴーグルかフェイス・ガードを使用するが、細かい木くずが目にはいると、とても痛いので最近は使わなくなった。)

木工をしていると、中距離が見える必要があるが、ごく近くを正確に見る必要がある。例えば墨線を引くときや、微妙なほぞ加工などをノミを使って調整する場合である。このような作業をするときは、メガネを外して作業せざるを得ない。

メガネを外すというのは、結構面倒である。遠くが見えないから、外して置いたところが分からなくなる。ひどいときには、重い材料や電動工具の下敷きになったりして壊してしまったりする。

そこで何とか、体に付けたまま外せないかと工夫した。例えば、若い人たちがかっこよくやっているように額に引っかける方法。これは、すぐにずり落ちてきて具合が悪かった。

ぐっとシックにメガネチェーンなるもので首からぶら下げてみた。これも、ぶらぶらして何かに引っかけはしないかと気がきではない。電動工具などに巻き込まれたら危険きわまりない。

インターネットを検索していると、歯医者さんが使っているという「ポンとアップ」というメガネフレームを発見した。(http://www.enjoyeyewear.co.jp/index.html)

歯医者さんは、遠くを見る作業と近く、それもごく近くで行う細かい作業を同時進行させている。歯医者さんの仕事は、遠くとごく近くを広い視野で見なければならないそうだ。世の中には遠近両用メガネなるものがあるが、視野が狭く遠近両方とも広い視野が必要な人には使いにくい。これは木工に通じるものがある。

早速購入したが、すこぶる調子がよいので、紹介する。

下の写真のようなメガネである。ツルがユニークである。





私の場合は、遠くを見るときはレンズが必要だが、近くを見るときはレンズが必要ないので、レンズを上げたときは上半分のフレームしかなくレンズは無い。上に開いたレンズは、まず90度で一旦固定される。





すばらしいのは、さらに上の180度まで上がり、ここでも一旦固定される。これは意外に便利で、90度までしか開かない場合、いろいろなものに引っかけるのである。180度まで上がると、ほぼ頭の位置に来るので、人間の感覚から、ものにぶつける心配が極端に減る。





次に、ツルの形状である。一見、不思議な形をしているが、柔らかいホールド感でメガネがズレない。メガネをパタパタして上げ下げしているとメガネに力が加わりどうしてもメガネがズレてくる。普通のメガネは、鼻のパッドに汗をかいてくると、メガネがずり下がってくるが、このメガネのツルは、それはもちろん無く、パタパタして力を加えてもズレない。





この柔らかいホールド感は、下の写真のように頭を両側から挟む機能をアップしていることから来るようだ。





ピンぼけだが詳細を見たところ。





下の写真のように、特殊な形のツルには、通常耳に掛けてメガネをずり落ちないようにしている部分に加え、頭を両側から優しく挟むようにしてホールドしている部分が追加・工夫されている。



おかげで、木工をやっている最中に、外したメガネを不自由な目で探す必要もなく、外したメガネを壊さないか心配する必要もなく、快適に作業に集中できるようになった。







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