ノートパソコン

ノートパソコンを会社から持たされて、その性能の向上に驚くとともに、「結構使えるじゃない!」と思った次第だ。以前は重たくてoffice関連のソフトを動かすだけでも不自由していた。(いったい何年前の話だ!?)IT技術の進歩は素晴らしいものがある。

ということで、オークションでノートパソコンを物色していた。スペックはofficeソフトが軽く動くこと、軽くて丈夫であること、サイズは12インチ程度。光学ドライブや今や昔のFDDは不要。

インターネットを徘徊していると、軽くてタフさが必要なビジネスモデルとして普及しているのはどうやらPanasonicLet’s Noteらしい。確かにマックやドドールで見かけるビジネスマンはLet’s Noteを持っている人が多い。(パソコンは中古と決めている私は、値段が高めのスターバックスやタリーズには近寄らない、一度エスプレッソを飲んでガッカリしたことがあるのも理由だが・・・)

ということでターゲットを絞って探していると、CF-T12シリーズが(私にとって)リーズナブルな価格で取り引きされていることが分かった。早速、幾つかに的を絞ってCF-T2をゲット。

スペックは、CPU:1.1GHz、メモリ:512MHDD:40G、無線LAN無し。なかなか快適である。かなり古いモデルなので、HDD容量が少ない。






早速、ばらしてみる。
このモデルは良心的な構造(?)をしていて分解しやすい。ハードディスクはIDE接続である。





ハードディスク換装時のためにスペックを見ておく。インターネットで調べてみるとこのモデルのハードディスクは特殊でピンを折らないと装着できないと書かれているものが多いが、手に入れたPCはそうではないようだ。





液晶部分も分解し易く蛍光管が切れたときも自分で出来そうだ。ちなみに分解するとき、ノートパソコンのネジが小さくなくしやすいので、私は下の写真、右下のようにガムテープに張り付け置くことにしている。






ハードディスクの中にLINAXが残っていて、PCを立ち上げるときにOSを選択できるようになっていた。少し調べてみることにする。




HDDのバックアップ

CF-T2は、光学ドライブがない。このためハードディスクにリカバリ領域があり、もしもの時に備えて工場出荷状態に戻せるようになっている。

これは光学ドライブ無しのモデルの欠点でもある。領域を区切ってリカバリ領域を設定していても、同じハードディスク内にあればハードディスクのクラッシュでパーになる。

ハードディスクがクラッシュすると自分で元に戻せなくなるので、メーカーに高いお金を払って対処するしか方法はない。今回は、リカバリ領域を別のハードディスクにバックアップする。(詳しくはhttp://letsnote.xrea.jp/を参照、このサイトはパナソニック製の摂津ノート関連の記事がいろいろと有ってためになる)

 

(準備するもの)

まず必要なのは、HDDを丸ごとコピーするソフトだ。私はEASEUS disk copyというフリーソフトを使った。CDドライブを持たないPCなのでUSB接続のCDドライブが必要だ。

忘れてはならないのは、バックアップする先のUSB接続HDDだ。

 

EASEUS disk copyのダウンロード)

ダウンロードサイトからプログラムをダウンロードする。Zip形式なので解凍して展開しCD-Rにイメージファイルとして焼く。ここで注意するのは「イメージファイルとして焼く」ということだ。

私の場合は、DVD Decrypterを使った。展開されたファイルはISOなので、焼くときにイメージファイルに変換する必要がある。

 

(リカバリ領域の可視化)

「マイコンピュータ」ではリカバリ領域は見えない。Cutiloxptool¥showRHDDを実行し再起動すると見えるようになる。「マイコンピュータ」で確認してみよう。見えていれば次に進む。(隠すには同じ場所にあるhideRHDDを実行し再起動すると見えなくなる。

 

(旧HDDを新HDDへコピー)

USB接続のCDドライブをPCに接続し、CDからブート。画面に従って旧HDDの中身を新HDDへコピーする。新HDDはフォーマット済みのものをUSBで接続しておく。

これでバックアップは終了だ。バックアップは「丸ごと」やるのと「部分的」にやる両方が選択できる。リカバリ領域だけバックアップする方法もある。

新HDDをPCに入れて使用する場合は、以下の写真のように44ピンと41ピンを折るという荒技が必要になってくる。なかなか勇気がいる行為だが慎重にやれば失敗しない。




ピンを折ったらPCにHDDを戻し、リカバリからPCを立ち上げる。(下の写真はリカバリ中のPC画面)




ちなみに今回使用したHDDは東芝製の40GBのものだ。中古だがもとものPCに付いていたものより新しいもののようなので音が小さくなった。



 

HDDを換装する場合)

HDDは旧HDDより容量が大きい場合に、バックアップをとると同じ領域だけがアクティブになる。余った領域はもったいないので、バックアップした領域と同じ領域にするか、別個に領域をとるかは選択の余地がある。

EASEUS Partition Manager(これもフリーソフト)を使って余った領域を使えるようにする。

 

(バッテリーの再生)

中古品ということもあり、バッテリーがヘタッていた。フル充電して数分で放電する。これではモバイルとして使えない。新品のバッテリーは2万円以上する。手に入れた中古パソコンより遙かに高い。

とても買う気になれずインターネットを物色していると、バッテリーケースはそのままで内部のセルのみを交換する業者がたくさんある。

そのうちの一つ(http://www.batt.jp/)は値段が新品の半分以下、しかも発売当時よりセルの性能が上がっているので、Ah数も増加していて長時間の使用に耐えられそうだ。

ということで早速注文。性能のほどは入手してからレポートする。

 

 

(レッツノートの工夫)

CF-T2はモバイル性を追求するためにCPUクーラーを持たない。CPUの放熱はどうしているかというと下の写真のようにキーボードの裏側に金属板を張ってさらに銅板を張り付けている。チップセットも発熱するので粘着性のインシュレータを付けている。





上記のキーボードを裏返したところ。キーとキーの間にゴミがたまっているのでついでに綿棒の細いやつで掃除しておく。掃除機で吸い取っても良いが大まかな掃除しかできない。






下の写真はパームレストを外して裏側から見たものである。真ん中に写っているのはホイールパッドである。





下の写真はHDDの様子である。ピンからソケット端子は外してある。写真の中にも写っているようにソケット部分には全てに穴が空いている。

ただし、ピンの相手側端子は○印のように無いピンが1本有る。





マザーボードを外してボトムだけを見る。液晶は外してある。






マザーボードはこんなに小さい。CPUは基板に半田付けされているので残念ながら素人では交換は出来ない。






HDDケースはペラペラなプラスチック製のケースで衝撃吸収のための緩衝剤(ゴム、スポンジ)が張り付けてある。もう少しシッカリ作れないものかと思った。

パームレストを裏返すとホイールパッド機構が見える。ホイールパッド機構は好き嫌いがあると思うが、マウスの左右クリック、画面の縦横スクロールがパッドのさわり方を変えるだけで全て可能な機構だ。ポンと指でパッドをたたく力のいれ具合、パッドの撫で具合など微妙な違いを感知する機構だが、器用な人は十分使いこなせる、とても合理的な機構である。






バッテリーのセル交換が終了し業者さんから送られてきたので、早速、バッテリーリフレッシュを実施する。下の写真はバッテリーリフレッシュ中のPCだ。リフレッシュモードではバッテリー残量表示補正をしてくれる。これはバッテリーをフル充電とフル放電をして、100%と0%を決めて、PCのバッテリー残量表示を補正し正確な値が出るようにする。

PCを立ち上げるときにF2キーを押して設定モードに切り替えて行う。(取扱説明書に詳細な記載有り)

今回はオリジナルの4100mAhがセルの性能アップにより5200mAhになっている。どれくらい稼働時間が上がるか楽しみである。




今回、ノートパソコンを手に入れて実用に資するようにもどした。それに関連してインターネットを徘徊しているといろいろな商売をしている人(サイト)に出会う。廃品になったPCを集めて使える部品を販売しているサイトに出会った。ここは電子部品だけではなく、PCの筐体や外回りのプラスチック部品、例えばパームレスト、ネジ、ゴム蓋等々。

中古PCを有効利用しようとしている人にとって非常に有り難いサイトだ。製造メーカーに依頼するととんでもない高額を請求されるし、古い機種であれば部品の在庫が無い場合が多い。古い物を大切に使うという習慣が無くなって久しいが、なんとなく寂しい気がするのは私だけだろうか。



リカバリDVDの製作

とりあえず基本的なところが整備できたので、リカバリDVDを作っておくことにする。参考にしたサイトは「Pnasonic Let'snote テンプレ Wiki」である。このサイトの「リカバリ関連」というところに、「リカバリDVDの作成方法」が掲載されている。

手順は以下である。

@ハードディスクのリカバリ領域の可視化
A作業フォルダを作ってそこへ可視化したファイルを全てコピー
B不足ファイルを追加(2つのファイルを追加、そのうち1つをリネーム)
Cディスクネームを「recovery」としてディスク・アット・ワンスで空DVDに焼く

である。


結果は、失敗である。DVD起動で旨く選択画面が出てこない。

原因として考えられるのは以下である。

@旨くリカバリ領域がコピー旨くできていない
A不足ファイルの追加が旨くできていない
BDVDの焼き込みが旨くできていない

である。

一番怪しいのは、Bで「焼き込み」がブータブル設定ではない可能性がある。焼き込みに使ったソフトはDVDコピーであまりにも有名な「Burn4Free」。






つづく

notepc4


「私のPC環境」に戻る