ラック


部屋の仕切にも使えるラックを製作します。部屋のしきりに使うために、表から見ても裏から見ても同じように見える構造にしました。




厚みを5cmにするために、24mmの板を2枚張り合わせるか、24mmの骨に12mmの板をサンドイッチ構造にするか迷いましたが、24mm2枚ではかなり重くなるので、サンドイッチ構造を選択しました。








骨を作るために24mmのランバーコア材を20mm幅で切り出します。





12mmのシナ・ランバーコア材の上に24×20mmの骨を配置します。





骨を12mmのシナ・ランバーコア材で挟みます。





骨を配置しているところです。





ドリルで下穴を開けます。





接着面に木工ボンドを塗ります。





ドライバ・ドリルで木ねじを止めていきます。





骨を固定している途中です。





骨を挟んでクランプで固定します。表になる方は木ねじで止めますが裏になる方は隠し釘で止めます。





木口を整えているところです。コロ付きストレートビットを用います。コロがトレースするテンプレートの代わりに木口の直線が綺麗に出ている板を重ねます。下の写真はルーターに張り合わせた板をセットした状態です。





ビット付近のセッティングの様子です。フェンスはこの作業に使いませんが、切りくずを集めるためにフェンスを付けています。





通常はルーターを固定して材を動かす方が安定するのですが、材が大きいため安定して材を送ることが難しいことが分かりました。そこで材を固定してルーターを動かす方法をやってみました。材が大きい場合、こちらの方が正確な木口が削り出せました。












必要であればカンナで修正します。





最終的にヤスリで仕上げて終了です。後は、木口テープを貼ります。





ラックの底になる部分には、キャスターを付けるので角の部分を下の図のように補強します。





下の写真のように4角に補強材を入れます。(下の写真はロールオーバー画面なのでポインタを写真の上に置くと角の拡大写真が見られます)





木口テープを貼っているところです。粘着力が強いので一旦ひっついてしまうと剥がれなくなってしまいます。歪まないように注意して貼りましょう。





木口テープの端を削るためのカンナがありますが、今回のように実際のシナの木材を使った木口テープの場合木の目にカンナの刃が食い込んで綺麗に仕上がりません。

ヤスリを用いて少しずつ削りましょう。





木口カンナはこのようにして使用します。木口テープがビニル系の樹脂で出来ている場合は有効に切削できる優れものです。








下の写真のようにヤスリで地道に仕上げます。





本来はビスケットジョイントを用いた方がよいのですが、今回は、骨にネジを沢山打ち込んでいるのでビスケットがネジと干渉する可能性があります。したがって、ダボ継ぎを採用します。下の写真はダボ穴を開けて位置決めピンを差し込んだところです。





位置決めピンを正確に打つために、直線がしっかり出た支持材を固定して、この支持材に沿わせて位置決めをします。





一度に組み立てが出来ないので、棚材を先に組み立てます。木工ボンドを塗ってクランプで固定します。





かなりの重量になるので、一気に組み立てることが出来ません。下の写真で、まず左右のHを組み立てて、次に真ん中を連結します。





中の仕切が組みあがると、左右(写真では上下)の板を組み上げます。正確に材を切りだしルーターを使った木口の加工が綺麗に出来ていれば、ほとんど調整の必要はありません。はみ出た木工ボンドは濡れウエスで綺麗に拭き取っておきましょう。





ラック上部の様子です。(写真を90度回転しています)





ラック底部の様子です。(これも写真を90度回転しています)ラック底部は側板が棚板より少し下方向にはみ出しています。(約8mm)最終的に底部には移動が簡単に出来るようにキャスターを付ける予定です。





将来、フル・フラットの家(部屋の仕切がない家)を考えているので、部屋の仕切の代わりになる家具の試作として作成しました。表と裏の差がありません。(下の写真はロールオーバー画像です。ポインタを置くと裏側の様子が見られます。)





かなりの重量になりました。移動が簡単に出来るようにキャスターを付けました。





今の家では部屋の仕切があるので、とりあえず壁側に寄せて設置しました。それぞれのセルにはゴチャゴチャものを置かずにシンプルにまとめてみました。塗装を考えましたが、シナの木肌が自然な感じだったので無塗装です。
















                              「作品の紹介」に戻る(rakku31まで)