刃高ゲージ

テーブルソーを使っていると、ノコの刃高を正確に調整する必要がある場合がある。切り込み高さを正確にする額や桟を切り欠く場合、ホゾを加工する場合等がそれに相当する。誤差はアマチュアといえども0.1mm程度に押さえたい。

ルーターテーブルを使ってルーターの刃高を調整する場合も同様。特にホゾやホゾ穴を準備するときなどである。

インターネットを検索していると幾つか例が示されている。そのなかでシンプルかつ精度良さそうなものを見つけた。これだと市販のL型金具が利用できる。

必要な材料は以下。

・ベースとなる2×4材の切れ端
・24mm厚のシナランバーコア材の切れ端
・L型金具
・蝶ネジ
・張り付けタイプのカーソル
・2mm厚のシナ合板の切れ端



構造は以下の写真に示すように、台座部分とカーソル部分からなる。L型金具は同じ厚さの板でサンドイッチ構造とし金具がずれないようにスライドできるように工夫する。





完成した刃高ゲージである。ノコ刃が当たる部分にアクリル板を用いていたが、ノコ刃を調整する際にノコ刃がアクリル板をかなり削るので精度が上がらないことが分かった。最終的にはアクリル板を外して使用している。




刃高ゲージの高さ校正は実際に端材をノコで切断して刃高を実測する。その値と刃高ゲージのスケールを合わせるようにして行うと正確な校正が出来る。

調整の方法には少しばかり要領がいる。いろいろ試したが今のところ以下のやり方に落ち着いている。

・刃高ゲージの高さをあらかじめセットしておく。
・ノコ刃を少し多めに出しておき刃高調節ネジを少しずつ下げて所定の高さにセットする。
注)この時、ノコ刃を手で回転させて刃高ジグにノコ刃が軽く当たっていることを確認する。ノコ刃は正確な円ではないので手でノコ刃を回転させる必要がある。)

下の写真を参考にされたい。



ノコ刃は比較的芯円度は高く製作されているが、回転とともに僅かにずれる。このずれを出来るだけ少なくするために少々面倒であるがノコ刃を回転させながらの調整が必要だ。

ちなみにどれくらいの精度だったかを、実際に切り込みを入れて測定してみたら0.1mm以下の精度であることが分かった。


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