イスたち
左から作成した順番に並べています。

第1号のイスはタモ材を用いています。電動工具を持っていない時代に作ったので全て手道具にて製作しました。木工を始めた頃に作ったもので寸法があわなかったりホゾがずれていたりと完成度は低いですが思い出多いイスです。

第2号のイスは電動工具を導入したばかりの頃、家族の要望により作ったハイバック・チェアです。パイン材を用いています。床の色に合わせてウオールナット風に着色しています。

第3号のイスは第1号のイスの反省点を生かし電動工具の導入もあり、ホゾの正確さ、部材の寸法の正確さに挑戦して同じ形のイスを作りました。パイン材を用いています。座面の高さは座る人の体格に合わせて低めに設定しています。
ホゾはテーブル・ソーで、ホゾ穴はルータで加工しました。

第4号のイスは肘掛けの縁をトリマで丸く仕上げ肘の当てごごちをよくしました。プロの木工家シンプルさんの技術紹介を参考にして作成したのでホゾのゆるみは今のところ生じていません。
ホゾ穴はルータで、ホゾは胴付き鋸で製作しました。

いずれのイスもホゾ組で組み立てましたが、イスは前後に力が加わるため長年の使用によりホゾ組がゆるんできました。第1号〜第3号のイスは(意に反して)70mmの木ねじで補強しています。さらに第2号のイスは金具による補強も加えています。

第4号のイスのホゾ組については、プロの木工家シンプルさんのホームページでホゾ組のコツを述べておられたのを読んで、その通りに作ってみると(100%実行できたかははなはだ疑問ですが、これらの注意を意識して加工するか否かで多少違ってくるのではないでしょうか。「目から鱗」でした。)ホゾがゆるまなくなりました。(感謝!感謝!)

*「ワンランク上の作品を目指すために」から
・ホゾ穴を先に加工しホゾはホゾ穴に合わせて後で加工する
・ホゾの深さは接着剤の逃げを作るためホゾ穴の深さより若干短めにする
・ホゾの厚みはホゾ穴にぴったり合わせる
・ホゾの幅はホゾ穴より若干大きめ(若干は材によって異なる)に加工する
・胴付き部は鑿を使って内側を若干すかせるようにする

ホゾ組については、まだまだ修行です。

イスの製作について、素人に難しい点をまとめてみました。
 ・肘掛けの曲線
 ・前足と後ろ足の接合
 ・後ろ足と肘掛けの接合










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左から第1号、2号、3号、4号。1、3、4号のイスのデザインは、(株)婦人生活社発行の「手作り木工時点No.6」掲載、中村拡司氏のアーリーアメリカン調アームチェアを参考にしました。