ビデオキャプチャ

おそまきながらビデオキャプチャに挑戦する。

思い立ったのは、トリトン・ワークセンターのトレーニングビデオのDVD化である。今までの木工は、トリトンをフル活用でやってきたが、もう一度基礎に返って木工技術を復習しようと思ったからだ。

ところが、VHSの再生機はとうの昔に廃棄処分しており新しく購入しようにも世の中DVDやブルーレイ全盛でビデオ再生機なんて売ってない。中古屋を物色しているとタダみたいな値段で売っていた。動くかどうか分からないが、ダメモトで購入。

早速使ってみると再生は問題ないようだ。と思っていたら、30分ほど再生したら音声は出るが映像がノイズだらけで再生不能になってしまった。「こりゃいかん」とばかりに諦めかけていたが、とりあえず中古屋のお兄さんに相談してみることにした。

彼が言うには、「ヘッドの汚れ」だそうだ。可動部分のトラブルでなければ、殆どヘッドの汚れで再生が出来ないものが多いらしい。したがって、「故障して使えなくなりました」と中古屋に持ち込まれるビデオデッキの殆どがまだ使えるのだそうだ。「使えないのでタダ同然の値段で引き取る」とのこと。

タダ同然で仕入れた中古品を、いくら安いとはいえ幾ばくかの値段で売るのであるから、ちょっとした修理のノウハウを持ち合わせていれば中古屋は儲かるのであろう。



必要な機材

1.パソコン

2.ビデオキャプチャ
中古市場を探したが数千円で結構値段が高い。とりあえず将来ホームページに動画を導入することも考慮して新品を購入することにした。I-OデータのGV-MDVD3である。この製品はハードウエア・エンコードでパソコンのCPU負荷が少ない。私のパソコンは中古部品を使った一昔前のパソコンなので、値は張るがハードウエア・エンコード・タイプを選択した。(添付の編集ソフトは使いにくいと評判はあまり良くない)

3.VHS再生機


いざ出陣

パソコンにドライバその他必要なソフトをインストールして、機器を接続し取り込みを始めた。




キャプチャを始めるて1時間ほど再生すると画面にノイズが入りだし、終いにはノイズだらけになり画面が見えなくなる。「ビデオテープが汚れているわけないのに」と思い、中古屋に相談に行く。中古屋の若いお兄さんは対応が大変よろしく相談に乗ってくれた。保証期間も過ぎているのに機械を持ち込んでも対応してくれたのだ。おまけに、特殊クリーナーを使ってヘッドをクリーニングしてくれた。おかげで再生可能になり元通りになった。

「クリーナーの商品名は?」と聞くと、「これはメーカーから取り寄せたものなので一般には売ってませんよ」。なるほど、これこそ店のノウハウだ。ビンを「見せてくれますか」とダメモトで懇願すると見せてくれるではないか。「お兄さん、とっても親切!」と心の中で思いながら、ビンに書かれた成分表を記憶。エタノールが主成分だ。

さらにお兄さんは忠告してくれる。「ふき取りに使う布は毛羽立たないものが良い」。一寸でもゴミを拾うとビデオ再生時にノイズが入るらしい。

メーカーから特殊クリーナーを取り寄せるほどの労力と金は無いので、とりあえず薬局に駆け込み「無水アルコール(エタノール)」を探した。汚れ落とし用(なんで薬局に掃除用のものがあるのだろう?)の99%のものと、消毒用の76%のものがあった。値段があまりに違うので安い消毒用のものを購入。

毛羽立たない布というものが思いつかなかったので、とりあえずティッシュペーパーなら毛羽立たないだろうと思いこれと綿棒(これは毛羽立つのであまり使えない・・・)を使うことにした。

下の写真は私が用意した除洗用具だ。左から「シール剥がし」「綿棒」「ピンセット」「カメラのレンズ掃除用具(空気を吹きかけるやつ)」「消毒用エタノール」「蒸留水」。それから写真には写っていないが「ティッシュペーパー」。

ビデオ再生していて画像が乱れる都度、これらを駆使してヘッドクリーニングをした。ビデオ再生機のふたが開いているのは、しょっちゅうヘッドクリーニングをしなければならないからだ。



そんなこんなで、6時間にわたる奮闘の結果、パソコンにデジタルデーターとして取り込むことが出来た。これから編集だが、まだまだ試行錯誤が続くのである。


つづく


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